先日、値上げの春(https://www.nikkei.com/article/DGKKASDC03H1V_T00C17A3EA2000/)と称して今年(2018年)の春、値上げされるモノやサービスが多いことがとりあげられていたわけなのだが、そこでとりあげられていたサービスの値上げのうちのひとつである日本郵便の「ゆうパック」が今日(2018年3月1日)値上げされたという。
日本郵便は3月1日、宅配便「ゆうパック」の個人向け料金を平均12%引き上げる=写真。ヤマト運輸と佐川急便は2017年に値上げ済みで、3社の料金差は縮まる。各社は値上げに合わせて利便性を高める施策を打ち出し、サービス品質の競争に軸足を移す。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27530600Y8A220C1TI1000/
その今日(2018年3月1日)付朝刊の日本経済新聞で「ゆうパック」の値上げについて言及していたのは上記の記事だ。それによればヤマト運輸と佐川急便、そして日本郵便の宅配3社で料金差が縮小するのだそうだ。
3月1日からゆうパックで東京から大阪に、段ボール箱の縦・横・高さの合計が100センチメートルの荷物を送る料金は130円増の1410円に上がる。同じ条件で比較すると、ヤマトと佐川は同額の1469円だ。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27530600Y8A220C1TI1000/
ちなみにこの記事においてその料金の比較について書かれているのは下記の箇所だけだ。詳細は自分で調べよということであるらしい。おそらくそのうちどこかでこのあたりの価格比較をしたものが公開されるであろうから見つけたら確認したのち、リンクを付させて貰おうと思う。
値上げを原資に運転手の人手不足対策や、サービス品質の向上を目指す。駅や商業施設へ宅配ロッカーの設置を進める。配達指定時間帯の枠も増やす。荷物の割引の仕組みも拡充する。今後、事前にネット上でクレジットカード決済をすると180円値引きするサービスを導入予定だ。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27530600Y8A220C1TI1000/
日本郵便は料金値上げを原資にして人手不足対策や、サービス品質の向上を目指すとあるが、これは急務なのでゼヒやってほしい。特に昨年(2017年)末の配送遅延はひどいものがあった。料金値上げしても今年(2018年)末も同様のことが起こるようでは何のための値上げなのかわかったものではない。
とはいえ日本郵便がトール・ホールディングスの買収に失敗したり、野村不動産買収しようとして白紙撤回したりしたといったことがあったことも合わせてわすれないようでいたい。
(了)。
参考: