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八日目の蝉を観て、子供たちにきれいなものを残すのは大人たちの義務だということを再認識した

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以前に原作は読んでいたので、映画はどんなものか気になっていました。

昨日、金曜ロードショーで地上波放映されていたので、機会に恵まれ観ることが出来ました。
原作と比べると、設定を省いている部分、描かれていない部分、映像にした結果逆に表現がぼやけてしまったように感じられたところがありましたが、この映画を観て泣かない人はいるのだろうか『八日目の蝉』 - #RyoAnnaBlogで RyoAnna さんが紹介されているとおり、本作を観て泣かない人はいないのではないかという内容でした。

中でも作中の「海も山も、春の花も冬の雪も、きれいなものを全部見せてあげる」という希和子(永作博美)の台詞は映像だからこそわたしの心を打ちました。
親の子に対する無償の愛を表現していたのだと思いますが、わたしはもっと深い意味合いで受け取りました。

大人は子ども達にたいして、そういったきれいなものを残していく義務があるんだ、と。
自然だけでなく、経済環境、学習環境、人が暮らしを営んでいく上で必要なものごとをきれいな形で引き継ぐ義務があるんだな、と。

直近ですと原発の再稼働の問題、消費増税の問題、円高をめぐる問題、TPPをめぐる問題、ユーロ危機、などなどなど・・・
我々大人はどれに対してもきちんと責任をもって現状を把握して、未来に負債を負わせない努力を日々怠ってはいけないな、とこの映画を通して感じました。

わたしは深く、考えすぎだったとおもいますが、親の子に対する無償の愛、その大切さを感じるに十分見応えのある作品でした。
ご覧になれなかった方は、 Blue-Ray/DVD で観てみる価値は十分にあるかな、と思います。

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