(そもそも最初はレンタルで観ようと思っていたんですが、 Amazon のレビューなどを見ているとあまりにも評価が悪いので、レンタルで観るのも渋っていたというのはあります。)
先にわたしの結論を言ってしまうと、
劇場で観なくてよかったなぁ
ということですね。
唯一、頑張ってるなぁと思ったところといえば、宇宙船の CG くらいかな、と思います。
(それも STAR WARS などと比べるとなんだか偽物っぽかった印象をうけました。)
他、感じたことをいくつか書いておきます。
▶ のっけから感じた唐突感
のっけからいきなり宇宙船同士の砲撃戦から始まるんですが、ガミラスというのが何で地球を襲ってきているのかが分かりませんでした。
宇宙戦艦ヤマト - Wikipediaを読む限りガミラスにやられて地球が放射汚染されたってことのようですが、それも分かりにくかったですね。
▶ どのキャラクターもキャラが弱い
話が進んでいっても、各登場人物のキャラがまったく立ってこないのが、ある意味すごかったな、と。
色々と説明しようとしているシーンなどがあるんですが、どれも薄っぺらい説明で、観る側にどれだけ想像力を効かせることを期待してるんだろうという感じでした。
▶ チープな演技
SF でなければ、そこそこは演じられる日本の俳優が、どうして SF になると大根役者になるのか…。
とにかく演技が安っぽかったですね。
そのせいか間の抜けた印象は最後まで続きました。
アニメや漫画の実写化は得てして失敗作が多いですが、これはその典型なのかな、という感じですかね。個人的な意見ですが、本作は残念ながらお金を払ってまで観るほどの価値はないかと思います。