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麻疹(はしか)の予防接種を受けることにした。

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いらすとやさんの パンデミック・世界的な感染症 のイラスト


関西国際空港で集団感染が起きたことが原因で、今年(2016年)は麻疹(はしか)の感染者が急増している。

政府も各企業ものほほんとしているが、個人的にはかなり深刻な事態が起きているとおもったので、自衛策として自分が何をすべきかを調べて対応することにした。

先に結論からいうと、わたしは麻疹の予防接種を受けることにした
(このエントリを書いている時点ではまだ予防接種を受けるところまではいっていないが、近日中に受けるつもりだ。)

以降に調べたことを記載していく、目次は以下のとおりだ。

情報源は厚生労働省の感染症情報が詳しい。

まず麻疹に関する情報は厚生労働省の Q&A が詳しい。

他にも最近ホットエントリ入りしたところでいうと以下のエントリなどが詳しかった。

以下に厚生労働省の Q&A わたしが気になったことが書かれていたのでそれぞれ引用させてもらっておく。

麻疹とはどんな病気なのか?

麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻しんウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。
引用:I-1 麻しんとはどんな病気ですか?

一番こわいのは低確率とは言えど、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症することだろう。

麻疹はどのように予防するのか?

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法といえるでしょう。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。接触後5、6日以内であればγ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、安易にとれる方法ではありません。詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。
引用:I-2 麻しんはどうやって予防するのですか?

ようは発症を防ぎたいなら予防接種を受けておけ、ということだ。

麻疹の予防接種を受けたほうがいいのか?

定期接種の対象年齢の方々(1歳児、小学校入学前1年間の幼児、中学1年生、高校3年生相当年齢の人)は、積極的勧奨の対象ですが、定期接種の時期にない方で、「麻しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけの医師にご相談ください。 平成2年4月2日以降に生まれた方は、定期接種として2回の麻しん含有ワクチンを受けることになりますが、それ以前に生まれた方は、1回のワクチン接種のみの場合が多いと思います。医療従事者や学校関係者・保育福祉関係者など、麻しんに罹るリスクが高い方や麻しんに罹ることで周りへの影響が大きい場合、流行国に渡航するような場合は、2回目の予防接種についてかかりつけの医師にご相談ください。
引用:II-3 ワクチン接種を受けた方が良いのはどのような人ですか?

同厚生労働省の情報によると以下に該当する人はワクチン接種を受けたほうがよさそうだ。

  • 定期接種の時期にない方で、麻しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人。
  • 平成2年4月2日以前に生まれ定期接種として2回の麻しん含有ワクチンを受けていない人。

ちなみにわたしの場合は後者に該当する。 そのため、今回、麻疹の予防接種を受けることにした。

麻疹の予防接種の受け方。

実際に麻疹の予防接種を受けるにあたって、かかりつけの内科医に電話してきいてみたので、その結果を記載しておく。 箇条書きでまとめると以下のような回答を得た。

  • 予防接種は取り寄せになる。
    • 取り寄せには 3 日くらいかかる。
    • 料金は 5,400 円
      • これは医療機関によるようなので必ずこの代金というわけではないようだ。
  • 麻疹の抗体の有無を検査するという方法もある。
    • 検査費用は 3,600 円。
      • こちらも医療機関によるようなので必ずこの代金というわけではないようだ。

すでにわたしの場合、2回目の予防接種を受けていないことは明らかであったので、抗体の有無の検査をしてもらうよりも、予防接種を受けることを選択した。

余談:政府は感染症対策の対応を真剣に行うべき。

と、いうわけで今回のエントリは以上なわけだが、

という Togetter のまとめにあるとおり、もともとの文意にわたしは総論賛成である。

そもそも今回のこの件、ようはヘタを打てばパンデミックだと思っている。

国がパンデミックの危機に晒されているのに、政府が「みんな注意してね〜」だけではどうしようもないだろう。
麻疹の予防接種を受けるべき人たちに必要なアナウンスを行い、無料とまではいかずとも予防接種を受けることの助成を行うべきだ。

ちなみに昨年(2015年)はおたふくかぜが流行したようだが、そのときも政府は特別の対応は行っていない。今回同様注意喚起のみだった認識だ。

大人になってからのおたふくかぜは後遺症として生殖機能不全もありうるわけで、こんなので少子化が問題とか言われてもまったく説得力がないというものだ。

政府が*1感染症対策にもっとまじめに対応することをわたしは切に願う。

他の参考記事

*1:政府がやる気が無いなら各企業が