人工衛星がある日、南極大陸で異常な熱の放射を観測した。解析した結果、南極大陸の氷の下600メートルに巨大な建造物が眠っていることが分かった。実業家ウェイランドは、世界中から考古学者や科学者らを集め、女性冒険家レックスにガイドを頼み、謎の熱源へと向かう。そして彼等が発見したものは、様々な古代文明の特徴が混在するピラミッドだった。だが、世紀の発見に喜ぶのも束の間、彼等は恐ろしい事態に直面することとなる。そこはプレデターがエイリアンと戦い、戦士としての試練を受ける“儀式”の場所だったのだ。探険チームは、エイリアンとプレデターによる想像を絶する殺戮の真っ只中に、誤って足を踏み入れてしまったのだ。死闘が繰り広げられる中、果たしてレックスたち人類に助かる道はあるのか……。
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南極での死闘を終えたプレデターの宇宙船では、すでに次なる戦いへの火種が生じていた。一体のプレデターからチェストバスター(エイリアンの幼体)が誕生し、両者の能力を併せ持つ“プレデリアン”へと成長、プレデターたちを次々に惨殺していく。そしてコントロール不能となった宇宙船はコロラドの森へ墜落。すると、プレデリアンのほか、船内に潜んでいたエイリアンたちが獲物を求め飛び出していくのだった。一方、船の異変を知ったプレデター側も、エイリアンの駆逐を生業とするニュー・プレデター“ザ・クリーナー”が地球へと乗り込んでくる。こうして、再び2大モンスターの激闘が始まり、地元の人間たちはこの凄惨な戦いに巻き込まれてしまうのだが……。
先日(2012-01-08)の日曜洋画劇場で「エイリアンVSプレデター、AVP2 エイリアンズVSプレデター シリーズ2作一挙放送!」というありがたい放送をしてくれたので「エイリアンVS.プレデター」と「AVP2 エイリアンズVS.プレデター 」の感想を書いておきたいと思います。
総論でいうと、
そもそも企画物なので設定に大分無理があるな、というのがまずあるかな、と思いました。
(ちょっとネタバレになりますが、エイリアン狩りがプレデターの成人の儀式だという設定そのものとかがですね)
各論で言うと1作目の方が2作目よりは面白いと思います。
(2作目は駄作になりがちという経験則がありますが、本作は1作目も茶地は茶地ですが2作目のストーリーがそれ以上に茶地な印象をわたしは受けました)
1作目の終わり方はそれなりに驚きがあって良い感じだったので、無理に2作目をつくらなければよかったのになぁというように思いました。
ちなみに、この放送があった後で、
Alien vs. Predator Chess Set | By Joker-laugh - FreshnessMag.com というのが紹介されてました。
うーん、さすがのわたしもこのチェスは欲しくないですね…。