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ソーシャルリーディング実践のためのアクションリスト | 「リーディング3.0 少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術」はフツ本

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リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術このエントリーをはてなブックマークに追加  レバレッジ・リーディングのアップデート版という位置づけ。(なので、こちらを読めば、レバレッジ・リーディングは特によむ必要はないようになっている)。


iPhone/iPad/Kindle などのデバイス上で twitter/facebook などのソーシャルメディアや、 Evernote をはじめとしたクラウドサービスを活用した上記の図のような新しい読書の形を紹介している。


私の場合、本著に書かれているようなことは、だいぶ実践してしまっていたので、私がやったことがなかったことをアクションリストとして、記録しておこうと思う。

本書を読んでの私のアクションリスト(3つ)

1. ニュースはあとで振り返る際に Web サービスを活用する。

本田さんは、朝/夕刊は紙。過去分を読む際に電子版を活用、とくに日経テレコン21を利用するという方法をとっているということでした。
私の場合、基本紙では読まない方向でいこうと考えているため、過去を振り返って調べる際に、 Webサービスを活用するという点を真似したいと思う。
有料なのが玉に瑕だが、日経テレコン21を考えてみたい。
※クリップしておく情報が厳選されるのではないかと考えている。
日経テレコン21:データベース検索サービス−新聞・雑誌記事から企業情報まで



有料なのが玉に瑕

2. 共有機能が充実した iPhone/iPad の RSS リーダーを選ぶ。

lifehack 情報などは、書籍よりも、ソーシャルメディアから取得したほうが圧倒的に速い。その情報を RSS で取得するだけでなく、自分自身が今度はハブになり発信することを考える。
すでに私はやっていることだが、その情報発信をするのに手間はできるだけ省けたほうがよい。
個人的には、以下の NewsRack が使いやすいのだが、

NewsRack 2.5.2App
カテゴリ: ニュース 価格: ¥600
更新: 2011/01/11

本著の本田さんはじめ多くの方が以下の Reeder がよいと絶賛しているので、試してみたいと思っている。
※ユニバーサル仕様でないところがあまり好きではないのだが、何事も試してみることが大事。

Reeder 2.3.1App
カテゴリ: ニュース 価格: ¥350
更新: 2011/03/12

Reeder for iPad 1.4.1App
カテゴリ: ニュース 価格: ¥600
更新: 2011/03/15

3. Kindle で洋書を読み、ポピュラーハイライツを活用する。

私の場合、Kindle はもっていたのだが、自炊した日本の文庫本と Oreilly.com で購入した洋書の技術本を読みあげてもらうために使っていた。洋書の本を購入し読む際に、ポピュラーハイライツを使用してみようと思う。誰がどんなところを気にしているのかなどが分かり、読書体験の幅が広がりそうで大変たのしみである。

以降は、私の読書メモです。

2011/05/16 12:19:30 リーディング3.0

はじめに

死蔵した情報が全てよみがえる
必要なのは3つ
1. かつてないパラダイムシフトが起きていると言うリアルを知ること
2. 新たな方法、知識、ツールを得て、実際に使ってみること
3. 自分の読書スタイルをドラスティックに変えると決意すること
書棚への投資は、効率的なデバイスへの投資と変わる
絶え間なく進化を続けるデバイスのアップデートをしていく努力
その努力の仕方をまとめている。
中心となるツール
1. モバイルデバイス
→iPhone、iPad、Android OSデバイス。主にiPhone
2. クラウドサービス
→evernote、Google アプリ、電子書籍
3. SNS
→TwitterやFacebook

Chapter1. リーディング3.0時代の到来

レバレッジリーディングからリーディング3.0へ

本を読む→さまざまな読み方→「インプット・ストック・サーチ・シェア・フィードバック」

クラウドが生み出したノマドワーカー

ネットの常時接続を可能にしたモバイルデバイスがもたらしたリーディング3.0時代
クラウドがもたらしたもの
1. ソフトウェアの個人所有からの開放
2. 端末の制約から開放
制約のない読書の実現
1. 物理的な制約
→持ち歩く冊数に制限
2. 時間と場所の制約
→いつでもどこでも
3. 情報シェアの制約
→Twitterなど。Kindleのポピュラー・ハイライツなどで世界中の同じ本を読んだ人とつながれる

情報力、即時性とソーシャル・リーディング

1. 情報力
→量と混同しない、いかに情報を活かすかということ
2. 即時性
→発売されてすぐに感想をシェア
3. ソーシャル・リーディング
→いつでもどこでも本が手に入れられる。人とシェアする読み方に。

情報のシェアがリアルタイムに

欲しい、読みたい、使いたいが、思いたった瞬間に。
[ ]コトラーのマーケティング3.0
本は一人で読むものという概念は覆された。
モバイルに本が入っているならば、いつでもどこでも一緒に読むが可能に。
2011/05/16 12:40:31 32まで。

2011/05/17 11:40:39 リーディング3.0

Chapter2. リーディング3.0の基本

レバレッジ・リーディングの考え方

進化する時代に適応するために、真っ先に変えるべきはノウハウではなく思考
1.読書は投資
→少ない投資を活用することで大きなアウトプットを出すことができる。ビジネス書には先人のノウハウ、知識が詰まっている。
2. 速読ではなく多読
→速読はインプット重視。レバレッジリーディングはインプットしたことをいかにしてアウトプットするかを重視。重要なポイントを抽出しつつ多読する
3. 本のスクリーニングにこそ力を入れる
→自分の貴重な時間を使うのだから、それにふさわしい投資アイテムであるかどうかの精査が必要。
→目的に合うもの。
→まずは入門本から。
→著者のプロフィールなどを精読
4. ビジネス書の読み方を変える
→自分にあった読書のTPOを見つける
5. レバレッジメモをつくってアウトプットせよ
→読んだだけでは忘れる、メモの重要性
→ノウハウの実践も可能
6. 読んだら本を捨て、エッセンスを最大限に活用せよ
以降は、このレバレッジリーディングのバージョンアップの話

リーディング3.0の5つのステップ

ノマドリテラシー
モバイル力、クラウド力
1. 良いものを効率的にインプットする
→RSSリーダーなども積極的に活用
2. ストックと整理を同時に行う
→レバレッジメモをevernoteにとる
3. サーチの発達で整理が不要になる
→情報は放り込んでおき、あとで検索する
:ここで大切なのは、いつ読み返すかという問題。放り込んでおくだけだと、その後読み返されない。ゴミデータを生み出すだけになる
4. シェアで多くの人とつながる
→Twitterなどのゆるいつながりが可能になった
:これは、デマ情報の温床をつくってしまったとも言える
5. フィードバックで自分の情報に磨きをかける

ノマドリテラシーなしでは生き残れない

制約のない働き方が、主流になるだろう未来
1つの会社に所属し、決められた時間と場所で1つの仕事をこなす、から、組織とらわれず、いつでもどこでも、いくつもの仕事をこなす
:これは、実現できるインフラがすでにあるのに、既存の文化と法律が邪魔をしている。
進化の只中にあるモバイルは常に最新のものに買い替え、パソコンも最新に。
:これは可能な限りでやればいい。

座って本を読む時間を作るな

多読術はほとんどスキマ時間で可能。
どんな場所と時間で読むか?
洋書はKindle
蔵書の自炊電子書籍化
:どちらも実践済み
###どこへいっても同じことができる状態
:それを実現するためにどんなツールを使うのが最適で、その状況を活用して何をするかが大事。
[ ]Essential Week-By-Week Training Guide
電子化により、分厚い本だから腰を据えてじっくり読まなければならないという概念そのものがなくなった
iPhoneのKindleアプリ
どこでも読めて、端末が変わってもしおりの箇所から開くことができる。メモも同期可能。重さもゼロ。

Chapter3. リーディング3.0に必要な6つの能力

6つの能力とevernoteを連動させる
第1の能力 クラウド力で場所の制約を取り払う

Dropbox, SugarSync, Evernote ***第2の能力 モバイル力がつけば、クラウド力が拡大する
ストレスフリーになるためにより通信速度の速い環境を手に入れる

第3の能力 サーチ力でevernoteを加速させる

Evernote の特徴をそのまま活用する
Capture everything Organize it
Find anything fast

第4の能力 ソーシャル力で効率的にコントリビュートする

Evernoteを介してストックしたデータを必要な人にシェアするという使い方
:本書ではメールといっているが、共有ノートにすれば良い

第5の能力 英語読解力なしではサバイバル出来ない

英語が必要になるケース
・本にならない情報
・速度が鍵を握る情報
・専門書やニッチな本の情報
英語の本は、日本語の本より構成がしっかりしている
:ケースバイケースだ。技術書ではまったく構成がわかりにくいものが多々ある。
論理展開でも説明の仕方が結論から先に書かれているものが多い。
:良質なビジネス書ならば、言語によらない共通項。
100%の理解はできなくてもよいというマインドハック

第6の能力 スクリーニング力なしでは、5つの能力は機能しない

電子書籍、Web上の情報から、自分でみつけだしたより良いものをインプットし、ストックし、シェアするが、リーディング3.0の基本
###何をインプット、ストックするかという審美眼が問われる

Chapter4. スマートフォンが読書を進化させる

スマートフォンなしでは生き抜けない

本田さんは、iPhone、iPad、Kindleユーザー、より重要なのは、iPhoneととく。

iPhoneとクラウドサービスが即時性を実現した

iPhoneで読者がメイン
:私の場合は、iPhoneは小さすぎるため、読書のメイン端末はKindle。カラーで読みたい場合は、iPadという使い分け。iPhoneは主にRSSや日経電子版のために使う。

電子書籍は全部まとめてiPhoneで読む

Kindleで時間を買う。さらには紙媒体より安いため、一石二鳥、三鳥となる。

KindleとiBooksの比較

・双方にある
1.辞書、Google、Wikipedia
2. ブックマーク、ハイライト、メモ
3.コンテンツの購入
・Kindle優位
4. 画面の見やすさ、軽快感
5. 読み上げ機能
・iBooks優位
6.本以外のダウンロード、PDF

Kindleの本当の革命はポピュラーハイライツ

My Notes & Marks 機能
ポピュラーハイライツを有効にすると自分が読んでいる本のどこにどれだけの人が線を引いているか人数がわかる
:効率的読書の助けになる
ブクログも似たサービスとして使用可能
2011/05/17 12:38:55 110 まで。


2011/05/18 11:37:52 リーディング3.0

Chapter5. 紙メディア・電子メディアの活用法

電視と紙の切り分け忘れてはいけない

電子で読むのに向くコンテンツ
1. サクサク気軽に読める本
2. ひたすら前に読み進められる本
3. レファレンス用の本
→searchable である必要あり
4. 外部情報にアクセスして付加価値を増す本
→Webとリンクしている本
電子に向かない書籍
1. じっくり読む本
→ぱらぱら探すをしたい本
→デバイスの進化により、電子書籍に置き換わることが起こりうる
2. 考えながら書き込みたくなる本
→それがしたいならそれができるデバイスを選ぶという選択もできる
→SONYのリーダー
3. 細かい図表が多い
→電子ゆえに拡大時に図表がくふずれるものがある

失敗しない電子書籍の選び方

Amazonのデジタル・テキスト・プラットフォーム
自費出版本
デメリットは、プロフェッショナルによるスクリーニングが行われないこと
本選びのスクリーニング力の磨き方
1. 的確な意見を述べる読者ブログを選び、RSSリーダーで継続して読む
2. 自分とニーズが同じ人が集まるソーシャル・ネットワークで評判の本が何かをチェックする
3. 本の目利きと個人的に交流する

新聞は紙で読み、自己サーチ力を高める

###ただし、過去の記事は電子に限る→日経テレコン21
:本田さんの場合、電車通勤がないからこういうことが言える。私は新聞は基本電子で読む。その方が省スペースで済むし、慣れると速く読むこともできる。
新聞をよむ際のポイント
キーワードを持って読む
気になるトピックを普段から意識する
:それをなく読んでいる人がいるのか?という疑問。目的なく新聞を読むなら読まないのと変わらないだろう。

雑誌は電子と紙を併用する

雑誌を電子版だけで読まないのは、プラットフォームが統一されていないからや、読みたい雑誌がすべて揃っていないから
:それは雑誌に限った話ではない。

日本の電子書籍の課題

出版社ごとの独自仕様

オーディオブックは倍速で多聴せよ

FeBe!
:オーディオブックのデメリットは価格。良著でなければ、正直やる意味がないと私は思う。英語の勉強にはよいが、やはり内容がよいものであるに越したことはない。
オーディオブックをiPhoneで聞くことを推奨している
:私はすでにやっている

一流の公演・講義を無料で受講する

TED+SUB, iPhone アプリ
iTunes U

Google NEWSでセカンドオピニオンを集める

###すべての情報にはバイアスがかかっている
大元のニュースから広がったニュースを知りたいときや、さらなる深堀をする際に役立つ

一般のニュースには出ない情報を収集する

iPhone アプリ Reeder
→ニュースの検索性、UI、シェアし易さ
おすすめのニュースサイト
→#P
キーワードをむやみに増やさないヒント
1. 通常のニュースでは得られないニッチな情報をRSSリーダーで拾う
2. 日々進化している情報をRSSリーダーで拾う

Chapter6. 読書からソーシャル・リーディングへ

常に更新されるシェアサイクルをつくる

1. 何をシェアするか決める
→本田さんの場合、格言と引用、レバレッジ・メモ、おすすめ本、価値のある記事、アイデア、単純なつぶやき
2. 自分から発言する、自らが発信源となる
3. フィードバックを分析する

Twitterでシェアしながらスクリーニング力を高める
ビジネスパーソンの時間割に合わせるHootsuite

メリット
自分がリンクを貼ったものがどれだけクリックされたか確認できる点
予約つぶやきができる
→本田さんの経験上、良質のつぶやきは朝にあつまる
:本当か…?

フィードバックのメリットを見逃すな

声なき声を拾う
favstar.fm
TwimPact
Favotter

RSSリーダーのゴールは情報発信にある

RSSリーダーを選ぶ基準はシェアしやすいものとする

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Facebookで共有データベースをつくる

TwitterとFacebookの違い
・情報をストックできるかいなか
・どのようなつながりがあるか
→Facebookはより狭いつながり、人数がある程度限定される
:使い方による気もしなくもない。
Facebookには、
・音信不通の復活がある
・任意で登録したグループないだけで情報のシェアなど、シェアを使い分けできる
→共有データベースと呼んでいる

オープンな時代だからこそ、クローズなメーリングリストが活きる

どの情報を信じたらよいのか分からない時代、本や情報のスクリーニングは重要課題。
2011/05/18 12:29:24 読了