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facebook から学んだ3つのこと

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日本でもソーシャルネットワークの公開が始まり話題になっているところだが、私は長らくこの映画の元となったfacebookを積読状態にしてしまっていたため、この機会に読むことにした。
今日は、このfacebookから得た知見を書きとめておこうと思う。





本作では facebook 誕生のきっかけ、the facebook であった facebook が facebook に変わった理由など、興味深い内容は山とあったが、私が得た知見は以下の3点だ。

  1. アイデアは他人に話してはならない。
  2. 権利や名誉を守りたいなら自ら手を動かせ。
  3. ある一人の人物に対して三者三様の見方がある。





以下にその知見の詳細を書いておこうと思う。

1. アイデアは他人には話してはならない。

悪い言い方をすれば、マーク・ザッカーバーグは、タイラー/キャメロン・ウィンクルボルス兄弟から製作を頼まれた Connect U という SNS のアイデアを盗作して、 the facebook(今の facebook )を立ち上げた。
マークを訴えるタイラー/キャメロン・ウィンクルボルス兄弟だが、彼らから学ぶことができることを言えば、自分達が真からやりたいことであるのならアイデアを自分達以外の他人に明かすべきではなかったのであろう。アイデアを明かすからには、盗用されることも含め、相応の覚悟が必要なのだ。もし、盗用されることが嫌なのであれば、2点目の知見になるが、自分の手を動かし、実現するか、本当に信頼のおける相手に頼むしかない。
コトをなされた後には、何を言おうと、後の祭りなのだ。
facebook

2. 権利や名誉を守りたいなら自ら手を動かせ。

facebook 創業時の出資を行ったエドゥアルド・サヴァリンは、facebook を追われてしまう。しかし、もし彼が、会社が発展しようと心血を注がなければならないときに、投資銀行での実務研修のためにニューヨークにいったり、会社の預金口座を凍結したり、株式30%の所有権を盾に他のメンバーを切り落とそうとしたりしなければ、そんなことにはならなかっただろう。
コトを起こそうとする時にその現場にいない人間には、権利や名誉を主張することはできないのかもしれない。

3. ある一人の人物に対して三者三様の見方がある。

本書、あとがきにもあるが、見る人が違えば、同じ人でもまったく異なるものである。他人を評価するとき、自分の主観だけに頼るのは、とても愚かなことであると私は思う。マーク・ザッカバーグは、ウィンクルボルス兄弟やエドゥアルドの視点から見れば、裏切り者ということになるのかもしれないが、すべての人にとってそうとはいいきれないのだ。