内容説明
人物が語る古代アテネ民主政の実像 最大級の名誉と弾劾裁判による死罪、しかも無給。にもかかわらず彼らはなぜ政治家を目指したのか? 生の軌跡を追うことで見えてくる、古代ギリシャ精神の真髄!
内容紹介
小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。
内容紹介
こんなこと信じてもらえるだろうか。ぼくの時間は2001年10月12日金曜日の午前11時31分で止まってる。喫茶店でコーヒーを飲む、部屋に戻り昼寝をする、起き上がってぼーっとする、文章を書く、顔を洗う、町を歩く、これだけしてもずっと11時31分。そんなとき京野今日子と出逢ったから、ぼくのせいで彼女も11時31分にとどまることになってしまった。やがてぼくらは思い立って、ある計画を考えるのだけど……止まっているこの時から、ぼくらはゆっくり歩き出す。スローモーションの新・青春小説。
内容説明
生き抜くためのだまし合いに勝つのは誰か?武田家は信玄の死後、混乱を極めた。その覇権争いの中で一頭地を抜くことになったのは誰か? 生き抜くために駆け引きを駆使する武将達の進退を描く戦国小説集。
内容紹介
本人自身の執筆になる傑作戯曲
「狐火――鬼平犯科帳」
「剣客商売」
「必殺仕掛人」
滋味豊かでスリルとサスペンスあふれる
池波正太郎の世界がたっぷる楽しめる!
「ドラマも芝居も脚本がすべて」といい続けてきた
池波正太郎が自分で書いた戯曲三篇。
司馬遼太郎が、池波正太郎は直木賞受賞時に
すでに芝居では練達した人だったと評したほどの
達人による面白さバツグンの戯曲集。
内容紹介
柳橋芸者のお玉には裏の顔があった。体は売らない売れっ子芸者が、秘かに身分の高い男たちに抱かれるのだ。目的は、躯のいちばん奥に相手の家紋を彫り、それを千個集める「千人信心」。時は幕末、新シリーズ第1弾!
内容紹介
国家破綻の危機に瀕したアイスランド、日本と同様の輸出不振に苦しむドイツなど、サブプライムショックを機に欧州諸国の経済が失速し始めた。わが国ではほとんど報じられないその実情をつぶさに紹介した貴重な一冊。
内容紹介
◆ギリシャの次は・・・
突然ですが、質問です!
あなたは以下のニュースの中で
ひとつでも知っているトピックスはありますか?
「ベルギーでの欧州議会議員襲撃事件」
「EU大統領誕生」
「アイルランドの国内金融機関の預金全額保護」
「アイスランドのIMF介入」
「イギリスのバイ・ブリティッシュ宣言」・・・
もし、この中でひとつでも知っているトピックスがあれば、
あなたは、国際情勢にとても熱心に関心を持っていると言えるでしょう。
多くの日本人は、
アメリカの金融危機後の経済には興味があっても、
ヨーロッパがリーマン・ショック後にどれだけの被害を被ったか、
また、金融危機後にどんな政策・対策をしているか
などを知ろうとはしません。
正確には、知るすべがないのかもしれません。
そんな日本人のために、
ヨーロッパ経済の現状とこれから起こりうる未来を
みなさんに紹介しなくてはならないというところから本書が生まれました。
ベストセラー『グローバル恐慌』の著者であり、
「文藝春秋」上の『ユニクロ栄えて国滅ぶ』が話題の
浜矩子同志社大学大学院教授が警告します!
本当は、「アメリカ」が危ないのではなく、
知られていない「ヨーロッパ」が危ないのです!
◆欧州経済の専門家が書いた!本当の世界経済の真相とは・・・?
昔から秘密主義であるヨーロッパ。
さまざまな思惑と複雑な歴史背景からも、
生き残るためには、何でもしてきたことからも、
秘密が暴かれる瞬間、何が出てくるか、わかりません。
「なぜ、ギリシャ問題でヨーロッパのトップが騒いでいるのか?」
「なぜ、ユーロ安が続いているのか?」
「なぜ、PIGSという言葉がニュースに出てきているか?」
日本においても、最近、
「ギリシャ危機」ヨーロッパ」「EU」「ユーロ」
「PIGS」「サルコジ大統領」…
などニュースなどで耳にするようになってきました。
それでも、まだ、多くの日本人にとって
「ヨーロッパはどうでもいい」
「ヨーロッパは関係ない」
「ヨーロッパはわからない」
「ヨーロッパは遠い」
と感じているかもしれません。
もし、いまヨーロッパ経済を把握、理解しておけば、
あなたの未来に備えることができます!
「価格破壊」「資産防衛」「失業問題」「通貨危機」
・・・などこれからの世界経済は破滅へと向かっています。
その時、あなたはどんな選択をするのでしょうか?
内容(「BOOK」データベースより)
「欧州憲法」制定の挫折、東方拡大による加盟国間の軋轢、域内の経済格差の拡大など、様々な困難に直面し、大きな岐路に立つEU。その壮大な実験は、どこへ向かおうとしているのか。国際社会にどんな影響を与えているのか。各国の文化の違いや利害の対立を調整し、深化・発展してきた仕組みを明快に解説し、その将来像を展望する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
庄司 克宏
1957年和歌山県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。二松学舎大学国際政治経済学部助教授、在ベルギー日本国大使館専門調査員(欧州安全保障担当)、ケンブリッジ大学客員研究員、欧州大学院大学(フィレンツェ)客員研究員、横浜国立大学大学院教授などを経て、慶應義塾大学法科大学院教授、日本EU学会理事長(2008年11月まで)、ジャン・モネ・チェア。専攻、EU法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)