内容紹介
マクロ経済学の祖といわれるケインズは、実はタイムリーに現実経済を解説した時論家でもあった。デフレの本質を的確に捉えた彼の経済論はいまこそ読むべき価値がある。ケインズ経済時論集が一流の翻訳家により復活。
内容紹介
オバマ大統領が提唱したグリーン・ニューディール政策の一環として、「スマートグリッド」という構想が進められています。これは、一言でいえば「ITの技術を使って電力エネルギーのネットワークを効率的に運用する」というものです。しかし誤解してはならないのは、決してこれだけに留まるものではないということです。「スマートグリッド」は太陽光発電をはじめとした自然エネルギーの導入、家庭内ネットワークにつながった家電製品、ハイブリッド自動車や電気自動車用電源への応用など、新ビジネスの創出につながる技術なのです。
調査会社の試算によれば、スマートグリッドを整備するための設備投資だけでも850億ドル(8兆5000億円)。関連したサービスまで含めれば、数千億ドル(数十兆円)の市場が出現するとされております。すでにアメリカでは、グーグルやIBM、シスコといった巨大企業が参入し、日本でも重電や家電のトップメーカーが、スマートグリッドを視野に入れています。
本書は、産業構造までも変革するイノベーションとしての「スマートグリッド」の全体像を、詳しくわかりやすく解説した入門書です。直接自分の仕事に関わる方をはじめ、ぜひ多くのビジネスパーソンに手に取っていただきたい1冊です。
内容紹介
新たなビジネスが生まれるのではないかと期待される次世代電力ネットワーク「スマートグリッド」。 本書はスマートグリッド研究の第一人者である横山明彦東京大学教授が、電力ネットワークの視点から、スマートグリッドを定義し、技術的課題や各国の事情をわかりやすく解説しています。 また、日本IBMの池田一昭氏と海外の事例や情報システムから見たスマートグリッドについて語り合う特別対談も収録しています。 スマートグリッドを知りたい、スマートグリッドにおけるビジネスチャンスを探りたい人に向けた必読の書です。
内容紹介
絶好調、“先生”シリーズ!
動物(含人間)たちの
“えっ!” “へぇ~!?”がいっぱい
春の田んぼでホオジロがイタチを追いかけ、
顧問をつとめるヤギ部のヤギは
夜な夜な柵越えジャンプで逃げ出し、
アカハライモリはシジミに指をはさまれる………。
日々起きる動物珍事件を
人間動物行動学の“鋭い”視点で
把握し、分析し、描き出す。
内容紹介
人格の拠り所である人間の記憶は、脳のどこに蓄えられるか。なぜ瞬時に思い出せるのか。本書は記憶を蓄える場であるシナプスの驚異の柔軟性に注目し、可塑性こそ脳の本質を理解する上で鍵となるという立場に立つ著者の遺著である。脳の記憶と学習のメカニズムを考察する上で、その先駆的な意義は失われていない。(解説=村上富士夫)
内容(「BOOK」データベースより)
邪馬台国論争を解決する鍵は何か。『記紀』を丹念に読み解き、邪馬台国の位置が九州北部であったことを論証。大和政権が邪馬台国を滅ぼし、どのように全国を統一したのか、その真実に迫り、新たな古代史像を描きだす。
内容(「BOOK」データベースより)
世の「長篠合戦」の常識は、天才・信長が、凡才・武田勝頼を世界初の「鉄砲戦術」=世界的な軍事革命の達成により完膚なきまでに粉砕したことである。勝頼側の敗因は、情勢分析の失敗であり、信長の勝因は、鉄砲だけでなく総合的な戦力差を利用した作戦勝ちだった。
内容紹介
独身を選んだ長女。育児に追われる次女。不妊に悩む三女。夫の言いなりだった人生に惑う母。女たちはあやふやなものを背負いながら、悩み傷つき生きていく。女の人生に“普通”はない。今を生きる彼女たちの心の叫びを見つめ、哀しみを包み込む女の幸せを細やかな筆致で描く、三姉妹と母親の物語。
内容紹介
民主党政権に、日本の食料安全保障を任せられるのか? 農林水産省が国民にしてきた裏切りとは? 族議員-農水官僚-農協の「農政トライアングル」を根底から覆す一大変化とは?
元農林キャリア官僚が、日本農政の「これまで」と「これから」を暴く! ベストセラー『農協の大罪』に続く新書第2弾! 農林水産省の実態や、国際交渉の裏側もわかる!
内容(「BOOK」データベースより)
2009年9月、鳩山民主党政権が誕生した。新政権は旧来のバラマキ政治を批判し、「脱官僚」を旗印に掲げている。かつて「自民党農林族」と呼ばれた政治家たちは、多くがその地位を失った。JA農協、農林水産省、族議員―。この「農政トライアングル」は、民主党政権の農業政策により、大きく形を変えていく。だが、三者の関係の変化がすぐさま、日本農業の復活を意味するわけではない。自民党農林族がいたように、「民主党農林族」も存在するからだ。本当の農業復活は、民主党政権後にスタートする!本書では、元農林キャリア官僚である著者が、農林水産省の実態を浮き彫りにしつつ、族議員、農協との関係に切り込む。
内容紹介
農業本ブームのなかで燦めきを放つ理論編!
カロリーベースの自給率を使うのは世界でも日本だけ。
予算ぶん捕りのための農水省の陰謀だった。
日本農業は、中国、インド、米国、ブラジルに次いで世界5位だ!
内容紹介
スーパーマーケットNISHIYAMAのバリューチェーンモデル。
カルビーがつくりあげた「三連番地主義」の目覚ましい成果。
国の規制と戦い、トマト栽培事業を成功へと導いたカゴメ。
海外の富裕層に日本産高品質農産物を売る“辣腕”経営者……
農業の「ビッグ・ビジネス」は始まっている!
「いま必要なのは、農業を国民の視点でとらえ直すことだ」と著者は主張する。
生産者の視点でもなく、農協の視点でもなく、まして霞が関や族議員の支店でもなく、
国民経済的な視点で農業全体をとらえ直す時期が来ているということだ。
本来、農地は「資源」そのものだが、現状では生産者の「資産」になっている。
どうすれば農地という資源を有効活用できるか。日本の農業の現状も、
考え方ひとつで大きく見え方が変わってくる。緻密な取材を重ねてきた結果、
「農地や人的資源を有効活用すれば、日本の農業は大きな飛躍を遂げられる」
と断言する著者による最前線リポート。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
財部 誠一
1956年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、野村證券に入社。同社退社後、3年間の出版社勤務を経て、経済ジャーナリスト。金融、経済誌に多く寄稿するとともに、テレビ朝日系の情報番組『サンデープロジェクト』、大阪・朝日放送『ムーブ!』などTVでも活躍。2006年4月より、BS日テレにて情報番組『財部ビジネス研究所』のナビゲーターを務める。また、政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を主宰し、「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)