- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/04/15
- メディア: 新書
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- 22:35 #book 第2章 電子ブック・プラットフォーム戦争
- 22:38 #book 既刊本を電子ブック化す際,出版権の問題,新刊本、今では紙の本に加え電子ブックの契約も交わすのが普通になってきている,既刊本に関してはそうではない→デジタル化された場合の権利は書き手に残っていてそれを出版社以外の誰かに渡すことも可能ということ
- 22:39 #book ロゼッタブックスのような,書き手と電子ブックの間に入って電子ブック化のお手伝いをするディストリビューターがいくつも現れ始めた。
- 22:41 #book スマッシュワーズ,マルチプラットフォーム,スマッシュワーズを経由すればありとあらゆる電子ブックリーダーでパブリッシュしてくれる,書き手にとってディストリビューターを利用するメリット
- 22:42 #book キンドル,iPad,単なる単体のデバイスではない,デバイスとキンドルストアという販売サービス,それに購入した電子ブックを管理するシステムが一体となったネットワーク
- 22:43 #book こうしたネットワークが進化→プラットフォームを中心にビジネスが立ち上がり、他社が開発したアプリケーションも次々に登場→ネットワーク全体がますます繁栄
- 22:44 #book エコシステム,あるビジネス基盤を中心にさまざまな企業が参加,利用者も含めて全体が栄えている状態
- 22:48 #book iPadの参入→アマゾンの対応策→手数料65%から30%に条件付でひきさげ→「9.99未満2.99ドル以上だけ」「紙の本より20%以上安い価格で電子ブックを売るときだけ」「音声読み上げなどキンドルストアで用意されている全てのオプションを受け入れること」 →続
- 22:52 #book 「他社(Apple)よりも安い値段に設定したときだけ」
- 22:55 #book fladdict の賞賛「在庫と流通がほぼないデジタルプラットフォームのセオリーとして競合がでるまで暴利を貪って、競合が出た瞬間に体力勝負の消耗戦。後発の参入コストを限界まで引き上げて、ライバルプラットフォームを殲滅するというのは正しい手」
- 22:57 #book 「音声読み上げなどキンドルストアで用意されているすべてのオプションを受け入れる」という条件,毒入りケーキの毒の部分,この条文を受け入れた瞬間にいろいろなものにサインすることになる
- 22:58 #book プラットフォームとはなにか?,「地主と小作人の関係」,地主が場所を提供し、小作人はその場所でおいしい野菜や果物を育てて販売する。売り上げの一部は地主に納められる。おいしい野菜や果物を作ればたくさん売れて、小作人にもたくさんお金がはいってくる
- 23:14 #book プラットフォームとして市場を支配するための3つの要件 - 多様なコンテンツが安く豊富にそろっていること - 使い勝手がよいこと - アンビエントであること
- 23:16 #book ミュージックネットとプレスプレイは、ナップスターから学んだ「人を見たら泥棒と思え」という間違った教訓を踏まえて作られている。彼らが本当に学ぶべきだったのは「ダウンロード可能な楽曲を適正な価格で販売しなければ、ビジネスにはならない」という教訓なのだが」
- 23:18 #book iPod は何を変えたのか?,スティーブン・レヴィ,「突然インターネットが出現して、彼らの商品を盗み始めた。ナップスター後遺症に悩まされ、常に糾弾すべき相手を探し回っている。そしてテクノロジー業界にまで非難をぶつける →続
- 23:20 #book 一方テクノロジー業界の側は、彼らの商品にどれだけ手がかかっているかを知らないから、違法ダウンロードをどうでもいいことだと思っていて、『うーん、ぼちぼち彼らも新しいビジネスモデルをつくる必要があるね』で片付けてしまう。でもどっちも間違いなんだ」
- 23:22 #book Appleの成功,第一にゆるやかな著作権管理/購入した楽曲は何度でもダウンロード可能/複数のPC-iPodにコピーできる,第二にiTunesミュージックストアを徹底的につくりこんで圧倒的な使いやすさを実現,第三に価格を思い切って下げたこと
- 23:23 #book 電子書籍の衝撃 - 132 頁まで読了 - 94 頁まで読メモ
電子書籍の衝撃 ・・・(2) →
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