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「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」はスゴ本 #JOJO

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)このエントリーをはてなブックマークに追加 漫画、ジョジョの奇妙な冒険で知られる荒木飛呂彦氏による岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス) はスゴ本である。
(荒木飛呂彦氏の漫画は、好き嫌いがあると思うので、万人は賛同してくれないかもしれないが…。少なくともジョジョの奇妙な冒険の第四部が好きだったという人には賛同いただけると信じている。)

豪華な装丁は、画集を思わせるが、本書はルーブル美術館の展開するBD(バンド・デシネ/漫画)プロジェクト第 5 弾作品として荒木飛呂彦氏がフルカラーで書き下ろした漫画作品なのだ。
そしてそのページ数はなんと 123 ページ
フルカラーで描くというだけでもその労苦は想像に難くない。それを 100 ページを超える書き下ろしに仕上げたというところだけでも本作品にかける荒木飛呂彦氏の熱意がつたわってくるのではなかろうか?

この世で「最も邪悪な絵」をめぐるミステリーサスペンスを描いたストーリーはグイグイとその世界観に引き込まれ、 123 ページが嘘のように読み終わってしまう。あえてネタバレを私はしないので、是非みなさんご自身で読んでみてもらいたい。


本書で私が一番、みなさんに観てもらいたいのは、そのフルカラーで描かれた一コマ一コマの絵のクオリティーだ。
私にはその一つ一つのコマが荘厳に感じられた。人物、建物、背景、そしてそのカラーリング、構図。目を奪われることは必至だと私は思う。

ルーブル所蔵の芸術作品、例えば、
瀕死の奴隷


アモルの接吻で蘇るプシュケ

などのオマージュが随所にちりばめられているところもまた、本書を鑑賞する魅力である。


終始褒めちぎってしまったが、私は本当に本書は素晴らしいと思う。
冒頭にも書いたとおり、好き嫌いはあるかもしれないが、興味をもった方は是非、鑑賞してみてほしい。


↓ちなみに BD(バンド・デシネ/漫画)プロジェクトにおいて発売された原著が以下のものだ。
Rohan au Louvre

Rohan au Louvre

他の BD(バンド・デシネ/漫画)プロジェクト作品には、以下のようなものがあるようだ。
氷河期 ―ルーヴル美術館BDプロジェクト― (ShoPro Books)

氷河期 ―ルーヴル美術館BDプロジェクト― (ShoPro Books)

  • 作者: ニコラ・ド・クレシー,小池寿子,大西愛子
  • 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
  • 発売日: 2010/11/09
  • メディア: 単行本
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レヴォリュ美術館の地下‐ルーヴル美術館BDプロジェクト‐ (ShoPro Books)

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