#garagekidztweetz

id:garage-kid@76whizkidz のライフログ・ブログ!

よさげなのに残念なネーミングで損してる感じのモノ。例えばレナウンの「ほほえみサポーター手当」など。

スポンサーリンク

 2018年2月20日付朝刊の日本経済新聞を読んでいて、ネーミングから漂う残念感がなければよいもののような気がするのだけれど、というものに立て続けに2つ遭遇したので記録として残しておこうと思った。

例1:レナウンの子育て中の販売員への手当「ほほえみサポーター手当」。

www.nikkei.com

 まず上述のレナウンが子育て中の販売員の同僚に手当を支給するというもの。これは「育児休職から復帰した販売員が短時間勤務だったり、勤務シフトで優遇してもらっていたりする場合、負担が増えかねない同僚の販売員に支給する」というものらしい。

 支給額は月額3,000円となんだかもらって嬉しいんだか嬉しくないんだか微妙な金額なわけだが、よい制度だとわたしは思う。支給は子どもが小学校を卒業するまで続くのだそうだ。総支給額としてはそれなりの金額になるだろうから月額3,000円もチリツモと考えればバカにしたものではないだろう。

 ちなみにこの制度の名前が「ほほえみサポーター手当」というらしいのだが、このネーミングから漂う残念感を感じるのはわたしだけだろうか。普通に育児手当とかサポーター手当でよいのではないのだろうか。

 「ほほえみ」をつけたことで感じる得も言われぬ気持ち悪さはなんなのだろうか。もしかしたら北朝鮮が最近「ほほえみ外交」とか言っているから感じる気持ち悪さなのかもしれない。

参考:google:北朝鮮 ほほえみ外交

 こういうことを感じるのがわたしだけなのだとしたらなんだか申し訳ない。

3月1日には、働き方改革のための「ワークライフバランス休暇」「テレワーク勤務」「年間総労働時間の削減」などの制度も導入する。ワークライフバランス休暇では、社内従業員と店頭販売員が家族の看病などのため、年5日まで特別休暇を取得できるようにする。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27093030Z10C18A2TJ1000/

 ちなみに他にもレナウンは働き方改革のための制度拡充をしていくようなので、それ自体は従業員の方には朗報なのではないかなと思っている。

例2:NTTの生物由来の材料でできた環境にやさしい電池「ツチニカエルでんち」。

www.nikkei.com

 次は上述の記事だ。どういうものなのか長いので少々引用する。

NTTは19日、生物由来の材料でできた環境にやさしい電池を開発したと発表した。あらゆるものがネットにつながる「IoT」の時代に大量のセンサーがばらまかれることを前提に開発。センサーに付属する電池の回収が難しい場合でも、土に返って自然環境を保てるという。容量は市販の電池の10分の1程度にとどまるため、今後改良を重ねて商品化を目指す。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27118620Z10C18A2TJ2000/

 この環境にやさしい電池の名称は「ツチニカエルでんち」であるという。

 こちらに関しては前述の「ほほえみ」のような気持ち悪さはないのだが、やはり言い知れぬ残念感を感じてしまう。環境にやさしい電池という考え方は大変に素晴らしいものだと思うのだが、漂う阿呆っぽさ(なのだろうか)が真面目に取り組むべきことを茶化してしまっている気がする。

 ただこちらに関しては定着すると阿呆っぽいのが逆によいのかもしれない。用途的に一般的に使われることになるはずであろうから、今後「ツチニカエルでんち」がどんな扱いをされていくものか、気に留めていようと思う。

(了)。