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「アバター」は40点

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22世紀、人類は地球から遠く離れたパンドラで<アバター計画>に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体<アバター>を創ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、<アバター>を得て体の自由を取り戻す。パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。しかし彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく……。

Amazon よりあらすじ

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3D だから話題になったのだろうか、と思わされてしまうほどにわたしはあまり面白くありませんでした。
面白くなかった理由を3つあげると

  1. ストーリーの設定や背景が映画をみているだけではわかりづらいこと。
    たとえば、「なぜ、惑星パンドラに人類がやってきているのか?」「地球はどうなっているのか?」そして「パンドラが有毒な大気の惑星であること」などがストーリーを素直に観てるだけだとわかりづらい。上述の Amazon のあらすじを読んでみてわたしは納得したほどでした。
  2. 人類が過度に醜悪な存在として描かれていること。
    本作には多々、自然破壊をする人間の浅ましく醜い姿が描かれています。作中で惑星パンドラの巨大な神樹が人類の兵器によってなぎ倒されるシーンがあるのですが、そのシーンなどわたしは心が痛んで仕方がありませんでした。人類が浅ましく醜く利己的に描かれすぎている*1ので、もう少しまともなストーリー展開が他にもつくれたのではないかとわたしは思いました。
  3. 時間が長すぎるということ。
    162分もあるにしてはちょっと内容がチープすぎるかな、と。120分程度に抑える努力がほしかったと思いました。

という感じでした。
さいごによいところをあげておくと、月並みですが、映像作品としては秀逸であるということです。長い時間をかけても映像を楽しみたいと思う人は観てみてもよい作品なのではないかと思いました。

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*1:ここまで愚かな人間はいないと信じたいような行動をする人物が登場する