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イニシエーション・ラブ、読了。ネタバレ読まないと全く面白味が分からなかった orz

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大分以前(昨年だったか)に話題になっていたときに電子書籍版をセール時に買ってそのまま未読でいたイニシエーション・ラブ (文春文庫)を今日、読み終わった。

未読でほったらかしになっていたのを読もうと思ったきっかけは、映画化されるというのを知ったから。

せっかくなので純粋に読書を楽しみたいと思ったので、あえて何で面白いのかといったことを事前には一切、調べたりはせず読んでみた。

で、結果、読了後、、、、
なんで面白いのか分からなかった orz

予備知識ゼロで読んだ自分には三文恋愛小説にしか映らなかったのだ。。。

もちろん、読中、話の辻褄があわないような気がして「ん?」「あれ??」と思うところはところどころあったのだけれども、わたしの場合、先入観なし、予備知識ゼロ*1で読んでいたので、ただのチープな恋愛小説としてしか読むことができなかったのだ。。。

何より時代が昭和 (1980 年代)だったりもするのも読みづらかった。
途中で飽きて読むのをやめてしまいそうにもなった。。。
テレホンカードの度数云々だったり、当時のトレンディードラマ(男女7人夏物語とか秋物語)の話題とか出されても若い世代、分からんだろ、と。。。*2

それでも、世の中の評判が高いのだから、それなりに理由があるだろうということで、自分が面白味を感じないのが納得がいかなかったので、 Amazon のレビューやら、ネタバレが書かれているエントリ等を読んで、やっと面白さに得心、、、、

自分の洞察力、文章読解力というか推察力が足りなかったなぁ、というのもショックだったが、、、予備知識なしにどれだけの人がちゃんとこの本の面白さに気づけるんだろうか、というのも気になった。

ちなみにたしかに面白さに得心がいくと二回目を読みたいと言う既読者の気持ちも理解できた。
自分も暇があったら読み返してみたいと思う。

ちなみに自分はあえてネタバレは書かないが、「イニシエーション ラブ ネタバレ」でググればいくらでもでてくるので、もしわたしと同様に読了しても面白味が分からなかった人がいたら、ググるといいと思う。。。ただの三文恋愛小説で終わりにしてしまうのはさすがに惜しい。。。

今、むしろその面白味がわかったところで気になっているのは映画の構成。

原作とは異なるラストということなので、原作を読んでいようといまいと映画の方は楽しめるのではないかと思っている。
昭和の時代背景で文章だと読んでいて退屈した部分も、映像なら楽しめる気がする。

個人的には劇場に行ってまで観たいというほどのことはないが、そのうちレンタルや Hulu などでみれるようになったら観てみたいとは思っている。

参考までに:映画『イニシエーション・ラブ』TRAILER

映画公開は、 2015-05-23 かららしい。

では今回はこんなところで。

あわせて読まれたい

*1:こういうとき、テレビを普段観ないのもなかなか重宝していて、映画の予告編等も一切観ずに変な先入観は一切抜きに読むことができてしまった

*2:この点、結構最近の本なのになんでこの時代を選んだのかは自分にはよく分からなかった。どこかにこの時代を著者が選んだ理由とか書いてあるものを見つけられたら見つけてみようと思っている