Source: gizmodo.jp via garage-kid on Pinterest
先に結論を言ってしまうと、しばらくは塩漬けです。
わたしが kobo に期待していたのは、日本語の電子書籍をいつでもどこでも思い立ったときに購入して読めること、だったからです。
kobo store での日本語書籍のラインアップが少ない現状では、使おうにも使いようがありません。
ですので kobo store で日本語書籍の欲しいものがあれば買うことがあるかもしれないですが、当面活躍の機会はなさそうです。
ストアのコンテンツの充実を待とうと思います。
以降、わたしが kobo を1週間強使ってみた感想です。
（大きさ以外、今のところいいところが見当たらない。日本語書籍も読みたいものがない。ゆえに塩漬けといったところです。）
ストアが最悪
とにかく本がないです。
ちょっと欲しい本を探してみましたが、例えば、「世界史」、「IQ84」、「インビジブルレイン」、「重力とは何か」 ... 全部ありませんでした。
（かろうじて、「天地明察」はあったのでそれは買ってみました）
楽天「Kobo Touch」のスタートダッシュと今後を考える
どの書籍なら電子書籍があるのか、検索性がものすごく悪いのも大きな不満ですね。
楽天ブックスのリアル書籍のページに電子書籍があるならそれを suggest してくれるようになっていれば便利だと思うんですが。
現状はそういうものはないようです。
kobo store 側のネットワークか kobo 自体に問題があると思われる際に、こっちのネットワーク接続に異常があるようなこの表示の仕方、どうなんでしょう。
（もちろん、 kobo 以外のデバイスは問題なく通信できることは確認してます）
（追記）
【kobo】ヘルプ: kobo TouchのWi-Fi(無線LAN)接続がうまくいきません。
ちなみに、ヘルプにあるようにリセットしても WiFi には繋がらないことがあります。
そのときは、
設定 > ワイヤレス接続 > ネットワーク一覧（編集ボタンをクリック）
した上で、表示されたこれまで接続したことのあるネットワークを一度全部削除して、もう一度 WiFi 接続の設定しなおしをするとつながります。
大きさは…
大きさを比べるとたしかに kindle3 よりはキーボードがない分、小さくていいと思います。
（左から、 iPhone4S, MEDIUS N-04D, kobo, kindle3, The New iPad です）
ただ、重さはあまり変わらない
軽さをアピールしていましたが、そこまで kobo には軽さで他の書籍リーダーを圧倒するほどの魅力はないとわたしは思います。
kindle3 が 241g 、kobo が 185g なので 56g 違うんですが、実際手に持って比較してみましたが、わたしにはそこまで気にならない違いでした。
そして、薄さもあまり変わらない
kindle3 と kobo の薄さを比較してみましたが、見た目に大きな違いは感じませんでした。
（左が kindle3 で右が kobo 、むしろ kindle3 が薄くみえるような…）
だけど、操作感は…
とにかくいちいち遅いです。
本を読もうと起動するたび、30秒以上待たされるのはイライラします。
（iPhone, iPad に kobo のアプリがあるみたいですが、そっちで読んだほうがいいのかな、と思ってきたりしています。今後試してみる予定です。）
ストアで検索している途中で、フリーズすることがこれまで 2 回ありました。
リセットすることで再度使えるようにはなるのですが、そのたびに Wifi の設定までリセットされるので、いちいち面倒くさいです。
読書している途中でこんなものだされても嬉しいどころかわたしは鬱陶しいんですが、みなさんどうなんでしょう。
とりあえずわたしはすでにこの通知は無効にしてあります。
（設定 > Reading Life > その他のオプション > 通知機能のチェックをはずす）
自炊電子書籍リーダーとしては？
試してません。
ちかごろは自炊することすらめんどうになっているので、冒頭にも書いた通り、最初から電子書籍として買いたい、読みたいとわたしは思っていたからです。
また、自炊電子書籍を現状わたしは iPad の i文庫 HD で読んでいてそれで満足しているというのもあります。なので、自炊リーダーとして kobo を使いたいモチベーションは私の場合、それほど高くありません。
