147, 私もこのアソシエは読んだ。が、紹介されている各氏の読書術は本誌ないし他誌で過去書かれたことのある内容の蒸し返しという印象が強かった。スゴイというのは誇張しすぎだと思う。 / 『超実践 読書術』がスゴイ - 凹レンズ 〜まと URL
アソシエで紹介されていた読書術で一番違和感をもった人が、著書でどんなことを言っているのか気になったためです。
結論から先に言ってしまうと、本書はダメ本です。
読書が大切であることに異論はなにもありませんが、個人的にはとくに目新しい発見がありませんでした。
第四章より抜粋:
その人が出している本や発信しているブログをすべて読んでからあった場合と、何も読まずに会った場合とでは、学べる質と量が最低でも一万倍は違う
なにより本著で一番ダメだと思ったのが、上記のような何の根拠もない数字表現が数多く見受けられる点です。*1
読書術としても3-4年前だったらまだ通用したでしょうが、今だったらもっといい読書術がいくらでもあります。
ですので、本書を読むくらいなら、まだ「リーディング3.0 少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術」を読むことをおすすめしたいと思います。*2
プロローグ 僕の出身校は、仙台の丸善と金港堂だ
あなたの人生で、これから先に起こる未知の難題に対するすべてのヒントは、すでにどこかの誰かが本に書いてくれている
第一章 本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける
本を読むから時間に余裕ができる
いつまでも忙しい人に長期的なお金持ちは一人もいません
忙しいのはそれだけ他人に振り回されているということ
忙しくて○○できないという人には近づかないようにする
お金持ちを目指すより時間持ちを目指す
結果として読書する時間持ちは、お金持ちにもなりやすい
いつも読んでいるおもしろい本が当たる
たくさん本を読んで、たくさん映画を観ている人は、最近おもしろいのないかなとは、決していわない
1%のおもしろい作品に行き当たるためにはそれだけたくさんの作品に挑んでいる必要がある
1%にであったとき、のこりの99%が無駄でなかったと気づく
まずは圧倒的な量をこなしてから質に辿り着ける
質にたどりついたらさらに量をこなしたくなる
残業より読書したほうが給料は増える
読書家で貧乏な人をみたことがない
膨大な本を読み続けていくと、溢れんばかりの知識が知恵に進化する瞬間がくる
知識は断片
知恵は知識x知識
こんな角度からも光を当てることができるが知恵
貧しいときこそ本を買って知恵への投資をすべき
読書をしてから実践すると成功率が桁外れに高まる
抽象的でかっこいいことを言っている本が売れる時代は終わった
何か新しいことに挑むのに、読書せずに挑むのとたっぷりと読書してから挑むのとでは、結果は雲泥の差
読書しない実践は時間の無駄
読書を軽く見る人はスタートラインにもたっていない
エグゼクティブはベストセラーを読んでいる
ありとあらゆる細部にいたるまでじっくりと観察する
:ベストセラーの定義なし、たとえばどの本のことを言っているのか、たとえもなし。売れた本だからと内容がすばらしいとは限らない。当たりの可能性が高いにすぎない。
エグゼクティブに限って流行のベストセラーを読んでいる
リストラ候補にかぎってベストセラーを批判する
すばらしい小説は、すばらしいビジネス書
本に上下関係がないのと同じで、小説とビジネス書の境目にはあまり意味がない
:本は小説とビジネス書しかないわけでもない
棲み分けは評論家にまかせる
すばらしい小説はすばらしいビジネス書
すばらしいビジネス書は、すばらしい小説
本を読むスピードは気にしない
見栄で読書をしている人は、好きで読書をしている人には永遠にかないません
:そんなこともないとは、思う。それをひけらかすかいなかの違いはあるにせよ。問題は質を重視しているかいなか、速く読めて理解も深いならばそれにこしたことはない
本を読むのが速い人と遅い人がいるのではない
本を読む人読まない人がいるだけ
漫画も堂々たる一ジャンル
漫画を読むことも立派な読書
堂々と漫画を読破し続けて極めてしまえばいい
本好きな子に育てる方法
遊んでばかりいないで本を読みなさい!といわれ続けた子どもは、本嫌いになる
:自然と本がある環境におけばよい。実際、読書家の人は子供のころ本が多い家庭に育っているという統計があったはず。むしろ電子書籍が一般化した世の中ではどうやって子どもが読書習慣を得るようになるのか気になる
子どもは親がコソコソやっていることに憧れる
大人が楽しそうに読むだけで、子どもは本好きになる
オススメ本は自分にしか見つけられない
オススメ本はなんですかはナンセンスな質問
:質問自体はナンセンスではない。人となりを知りたいときの手段としては使える質問。
オススメの本は自分にしか見つけることはできない
運命の本を他人に求めるほどもったいないことはない
どんな時代になっても生き抜く知恵が身につく三冊
うさぎとかめ成功の心理学
[]墜落遺体
第二章 本が背中を押してくれる行動力
できる人は文庫化までの時間を買っている
:旬を買うという意味でハードカバーを買うといういうのは古い考え方。電子書籍を買うことで最初から文庫と、同じ値段で買える時代になってきているし、なる
買って家に帰る前にカフェで読む
:これも古い。買うのはいつでもできる。心持ちは言っている通りだが↓
読んでいる途中で実践したくなるのが運命の本
立ち読み段階で鼓動が高ぶってきたら合格ライン
本を読んでいると左右対称の顔になる
:何の根拠もない。考え方に偏りがなくなるということはあると思う
本を読んでいる人は応援されやすくなる
本を読むと謙虚になる
:それはある
自分から納得しようという姿勢で人の話を聴く人は納得させてもらえます
:鵜呑みはいけないが。ひっかかりはきちんと質問しなければならない。
人生から納得できないをいかに減らすかが大人の読書
納得するためには読書をして謙虚になるのが一番
本を読んでいる人はタフになる
食糧が肉体に欠かせないように、精神に言葉の力は欠かせません
まずはたくさん言葉のシャワーを浴びる
言葉によってしか人はタフになれない
人に本をプレゼントすると本の内容がより記憶に残る
:分かるが今後は物理的な本は減っていく。そのときは、これはできない。DRMフリーの本なら手元にも残るのだから。
本はどんどんプレゼントして手放そう
その際、あなたはその本から最も多くを吸収している
できる人の本棚には初版が多い
:情報にさといことをいっているようだが、これも初版とかいうのは今後意味のないものになる。
:最初、話題性が低くて後からベストセラーになったものならともかく話題性だけで売れた本の初版に意味はない
エセできる人はベストセラーを批判する
:もしドラ、カゲロウが例にでている
:ベストセラーが価値ある一冊とは、限らないというのは批判か?という疑問
欠点探しよりいいところ探し
:これは当然のこと
:買っても読んでいないなら意味はない
棚差しの地味な本こそあなたの運命の本
棚差しで日に焼けた本を一度立ち読みしてみよう
世界中で誰も知らない自分だけの運命の本に出会えるから
:これもどちらかというと古い。書店に出かけて本を探すのはわたしも好きだが、こういう探し方はそう遠くない未来、一般的でなくなる。Amazonのリコメンドの精度がよりよいものになったり、ランダムに幅広いジャンルの本をチョイスしてくれるようになったりするだろう。
二回立ち読みした本は買っておいて間違いない
:そもそも二回も立ち読みしない。一回目でよければ買う。
他人に嘘をついても自分に嘘をついてはいけない
二回立ち読みした本を買うのは自分に正直になること
あなたの本棚はあなたの将来の鏡
これも古い。物理的に本がなければ成り立たない。Webに情報が溢れる中、とくに、エロ本などもう買う人間いないだろう。
※写真集なら買うかもしれないが。
自己分析は本棚次第
本音と建て前の間にミッションがある
すぐに行動力がつく三冊
知の巨人ドラッカー自伝やりたいことは全部やれ
[]愚直論
第三章 本が教えてくれる本当のコミュニケーション力
本を借りて読む人は、自分も一生使われて終わる
:借りてよければ買えばいい。人は大なり小なり自腹で買っているはず。まったく買わない人にたいしてしか当てはまらない
借りて読む人は、人に使われる人生で終わる
自腹で買って読む本は、人の上に立つ人に成っている
今読んでいる本の話を会った人にする
:ただし、人脈をひろげるためにではない。自分の理解を深めるためだ。
これも根拠はない
今読んでいる本の話を今日であう人にしてみよう
一年後、人脈は倍増している
本をプレゼントされたら24時間以内にお礼状を出す
:なぜはがきなのか…。正直、読んだ感想なりを共有してくれるほうがよっぽどわたしならうれしい。
本をプレゼントする人は人間味あふれる人が多い
翌日お礼はがきが届いたら狂喜されること間違いなし
本を読むと付き合う人が一変する
読書する人としない人では話が噛み合わない
:これはある
お互いの成長のスピードが断然違ってきますから、コミュニケーションのバランスがとれなくなるのです。
:成長もいう言い方は、微妙だが、触れている情報量が違うので、情報にふれていない人とは意見が合わなくなるのは自明。
地球上には二通りの人間しか棲息していない
読書する人間と読書しない人間だ
:暴論
仲良くなりたい人のオススメ本は積極的に読む
:先にオススメ本を聞くのはナンセンスといっておいて、これはないと思う
勧められた本を読むのがいいのは、すすめてくれた相手があなたの好きな人の場合だけ
:媚びた論理。相手の人が好きだろうが、好きであるまいが、好奇心にかられたら読めばよい。勧められた相手云々で読む本は選ぶものではない。
大好きな人が読んでいる本を制覇しよう
大好きな人が本を読んでいるときの表情を真似しながら
:気持ち悪い
一人のときこそ絶好の読書チャンス
悩み事なしで読書をするというのは、地図なしで宝探しをしているようなもの
:悩みのない人間などいないし、読書は目的をもってするもの。目的なく読書をしても何も身につかない。
人間関係の悩みは読書にとってこの上ない贅沢なチャンス
悩み事が多い人はたくさん読書できる幸運の持ち主だ
:この考え方は賛同できる
買った場面が思い出せない本は整理してもいい
:そんな本がある方が不思議だ。思うものがあるから本は買うもの。
本を読むということは自分とのコミュニケーション
著者とのコミュニケーション
自分自身とのコミュニケーションのふたつ
自分の経験に結びつけることができないことは、琴線にふれることはありません。
そもそも読書はエロチックなもの
脳みそで愛を確認しあっている行為だから
:何言ってんの…
音読してみると新しい自分に出逢える
元気がなくなったら音読しよう
背筋を伸ばして音読すると生まれ変わる
苦手な本を読むことは苦手な人と付き合うための予習
:タイトルは釣り
食わず嫌いと本当の嫌いは違う
すべて一度は食べてから吐き出していくのです
いかにして食わず嫌いをゼロに近づけていくかが人生の意義
大好きな本に出逢うのも幸せ
食わず嫌いだった本の中に大好きを見つけるのも幸せ
相手を選ばないコミュニケーションが身につく三冊
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのですプロカウンセラーの聞く技術
[]恋愛小説
第四章 本が伸ばしてくれる効率的な勉強力
新聞だけに頼らず週に一度書店で世の中を掴む
:書店でなければならないことはない。私の場合は毎日、書店にいくが。書店以外にも目は配る。
リアルでしか味わえない生きた情報を得る
週に一度、書店のベストセラーのコーナーを眺めよう
これからを知るヒントが満載
:どちらかというと今、だが。それを未来につなげるかは自分の解釈次第。
文字量の少ない本を味わいながら読む
分厚い企画書に面白い企画は一つもなかった
分厚さは自己満足、自信のなさの裏返し
本も同じ
:それはケースバイケース。暴論に過ぎる。例えば、この本がそもそもそんなに文字量が多くないが決して良著ではない
文字量が少ない本ほど内容が濃い
童話や詩集で天才の頭脳にじっくり触れる
最も効率的な読書力の付け方
良書か悪書は人次第
:正しい。この本は私にとって大した本ではないが他人にとってもそうだとは思わない
自分が気になった本を片端から読み続けていると、良書を選別する目利きが発達する
ベストセラーよりしばらく売れていない棚差しの本
運命の本は、きっとそこにある
:全部読めなのか、ベストセラーも読めなのか、棚差しを勧めてるのかはっきりしない
好き・嫌い・初めての著者、三冊でテーマを深堀
:スキル習得の話らしい。
その分野で自分が読みやすいと感じたものを三冊選ぶ
著者の違う三冊を読んでみるとグンと深堀できる
好きな著者、嫌いな著者、初めての著者
:知識の初習得なのか、深堀なのかはっきりしない。初めての分野なら著者に好きも嫌いもわからない
インプットの質は必ず量の上に成り立つ
:インプットの質はアウトプットしてみて分かるの間違いだろ
圧倒的な読書量をこなさなければ、質の高い読書ができるようにはならない
:インプットとアウトプットが対になった読書を量こなしたら確かに好き言うとおり
たくさん読むことと繰り返し読むことは矛盾しない
繰り返し読んでいる人は例外なくたくさん読んでいる
本から学ばなければ何からも学べない
人から学ぶ、と本から学ぶは同じ
その人が出している本や発信しているブログをすべて読んでからあった場合と、何も読まずに会った場合とでは、学べる質と量が最低でも一万倍は違う
:一万倍の根拠はない。煽りもいいところ。確かに権威に会いに行くときには、礼儀もこめて相手の著作を読んでおくことは必要
会いたい人が本を出していたらチャンス
全巻読破で出逢った時にいい質問ができる
:ここの言い分はいいことをいっている
乱読をしても睡眠中に整理されて染み込む
本は10冊同時に読みなさい、の成毛さんの話の方が参考になる
本の帯から流行のエキスをいただく
最新の流行のエキスは、本の帯に印刷されているキャッチコピーにつまっている
:本当に最新の本を見つけなければ意味がない。書評ブログのタイトル読むのと何が違う?
:また、帯よりも例えばヴィレッジバンガードのような書店で書店員が書いているポップの方がよほど勉強になる。
本の帯はマーケティングのエッセンス
帯を買うために本を買うくらいでちょうどよい
:わたしは帯の写真をとっておいている。ポップもいいものがあれば写真でとっている。
ゆっくり読むと速く読める
:読むのは好きなように読めばよい。速読系のフォトリーディングやフォーカスリーディングはやりたいときだけやればいい。
速く読めるようになりたいのか
速く読めないとカッコ悪いと思われるのが怖いのか
:この考え方をしてるようでは、本はまともに読めないというだけ。本は見栄で読むものではないのだから。
会いたい人の本をすべて読むと会ったときにチャンスを掴める
:内容がかぶっている
日々伸び続ける勉強力が身につく本
学問のすすめ本の運命
[]朝リーディング
第五章 本が磨いてくれる結果を出す仕事力
なぜ、その本を選んだのかがマーケティング
うわっがマーケティング
あなたが膨大な本の中からなぜ選んだのかを考えよう
自分を知ることが真のマーケティングのスタート
当事者意識・問題意識を明確にして読む
日常におこっていることは他人事ではなく、自分ごととして捉えていく癖を人生の早い段階でつけておくと得
顰蹙をかっている人をみたら、まるで自分が顰蹙をかっているような気分になることが伸びるビジネスパーソンには必須
一冊の本から一つしか気づけない人もいれば、百気づける人がいる
当事者として読むと、お値打ちになる
傍観者として読むと、割高になる
ハズレ本を当たり本に変えられるのが知性
:おっしゃるとおり、この本がハズレ本だから。決して面白くも為になる本でもないが、自分の読書の仕方を考え直す機会にはなっている
頭がよくなるということは人生がおもしろくなるということ
本を読むほどつまらないが、面白いに塗り変わっていく
勝手に読み間違っていく人がどんどん挑戦し成功していく
:根拠は何ですか、を否定しているようだが、それに答えられない人が信用できないことも確か。例えば、明確な数字には出せないが、自らの経験でそう思っているならその体験をはなすべき。
:言っていることがある意味ただしいのは、根拠がないからといってやらない理由にはならないということ。それを勘違いと言っているようだが、こういうのは勘違いとは言わない。本当に勘違いしていたら話し手の言い分とは全く別のことをする。それは成功するとは限らない。
本に書いていないことをあえて提案すると実力がつく
:そのとおり。今している。
読書すると、とてつもないアイデアに出くわす
:とんでもないの例がない。とにかくこの本には例が少ない。
感動したら、そのまま真似をするのをぐっとこらえる
ぐっとこらえて知恵を絞ることが一生ものの宝になる
:守破離をしらないのか?まずは真似すべき。本当によいもの、ならばだが。
納得してみようとすると仕事がうまく回る
:これも焼き増し、先に同じ話があった
本を一冊の企画書として見立てる
本は企画書そのもの
著者のメッセージを手を変え、品を変え、伝えていきます
:何の本にかにもよるだろうよ。小説が企画書だったらどん引きだわ。あまり参考にならない話。
自分でもタイトルを考えると本質をつく能力がつく
:書評ブログなどを書くことでできる
本質をつく能力を磨くと仕事ができるようになる
本質をつくためには当事者意識の達人になること
カバーデザイナーを調べるとデザインの必然が学べる
ベストセラーを買ったら、必ずデザインした人は誰なのか調べる
:これはよい。アクションリスト。
ベストセラーのカバーデザインはたいていごく少数の同じ人物
売れるデザインに偶然はない
そのことを右脳で理解する
出版社をSWOT分析してみる
競争が熾烈な出版業界からまなぶことは盛りだくさん
翻って自分の業界や目の前の仕事にどういかせるか
:これも今後は出版社自体が少なくなっていくかもしれないからかならずしも使えない。この暇があったらどんどん気になる本を読みあさる方が時間は、有効に使える
一生こまらない仕事力が身につく本
仕事の哲学私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。
[]究極のビジネスマン ゴルゴ13の仕事術
第六章 本が導いてくれるお金の不安から自由になれる経済力
本から得たお気に入りの言葉を見込み客にプレゼントする
この世の中で最高のプレゼントは時間と言葉
あなたの大切な命の時間を削って、言葉を書いて贈る以上のプレゼントはこの世の中にはありません
読書から得た言葉を見込み顧客にプレゼントしよう
一年後には好きな人と仕事ができる環境が整い始める
:また根拠なし。見込み客という言葉のチョイスもいただけない。
その年のベストセラーから琴線に触れた一言をメモしておく
ベストセラーの中には経済の動きのエッセンスが満載
人間の心理の集大成が数値化されたもの
人間の心理を把握できるようになるのは、お金を稼ぐ第一歩
:別にベストセラーじゃなくても、心にとまればメモをするものだろう。格別ベストセラーだからするものではない。
ベストセラーは人間心理が満載
琴線に触れたキーワードがあなたを豊かにする
本にかけたお金とその人の年収は比例する
もっとも裏切らない投資は本代にお金を費やすこと
時間を費やしたものほど、情報→知識→知恵へと確実に進化を遂げています
:アウトプットした結果の産物。時間が解決するものではない。
世に出るまでに時間を費やされた分、知恵の価値は高い
情報と知識は無料だが、知恵の価値は上がり続ける
本の買いすぎで貧乏になった人はいない
本をたくさん買っていくと不思議なことが起こる
そのまま年収に反映されているという事実だ
:前提を抜きにして、誤解を与えるような内容。買って読めばいいだけではない。その内容を自分なりに実践し続けて初めて反映される
お金持ちが書斎を持つのではなく書斎を持つからお金持ちになれる
:今時、書斎など必要はない。どこでも読書ができる環境を整えることが大事だ。例えば自分の場合、iPhone、iPad、Kindle、リアルな本がいつでも、どこでも読める状態のところに置いてある
金持ち本を真剣に読めば本当にお金持ちになれる
たとえば、どの本だ、という例がない
周囲の目を気にせず金持ち本をむさぼり読もう
自分なりの方程式がきっとみつかる
:そんな周囲にわかる形で本を読む奴などいない。周囲の目などそもそも気にするものではない。自分自身に気負いがあるかどうかだろ。
いつも群がっている人は真の成功者にはなれない
成功者は、いつも一人でいるか、例外的に二人でいるときには素敵な異性と一緒
:何をもっての成功なのか?精神性の高まりという意味の成功なら、人は他人といる必要は確かにない。そして、これからの世の中はそうした生き方ができる。
群から抜け出して本を読もう
そのためのひとりの時間を必ずどこかで捻出しよう
:これは実践している。ひとりでいると周りが何故か心配してくるものだが、私の場合、それを気にしていない
お金が足りずに本が買えない悔しさを知っておく
:今の世の中、本当に貯金がついていない限り、そんなことは起こらない。
知恵があふれ出すとお金が集まらないようにするのが難しい
人は知恵のあるところに一極集中する
一度、この人の頭からは知恵が次から次に溢れてくると認知されると知恵が続く限り人とお金の流れは途絶えることがない
:ニッチな本を読んでいればそうだろう。本当の読書好きでなければそれは続けられないが。
読書によってあなたの頭の中の知恵のコップをためつづけよう
コップから知恵が溢れ出した瞬間、人とお金が殺到する
本を読み続けると一言で人を感動させられる
人を感動させられる量は、年収にそのまま比例する
:一言は大げさ。何よりこの人の言葉にこの時点で何一つ感動していない。
100%と101%のための努力はごくわずか
でも評価には無限の差がつく
:評価とは誰のだ?
お金から自由になる経済力が身につく三冊
努力はいらない!夢実現脳の作り方成功の掟
[]子供を東大に入れるちょっとした習慣術
第七章 本が加速させてくれる成長力
運命の本はつらいときにしか出逢えない
:人間は常に悩むものだ。だから常に出逢うべくして出逢える
10年前に買った本を読むと自分の成長度がわかる
:それはそう。だからメモを残すことが大事。
捨てる前に1分だけ読み返してみる
10年前に見落とした運命の一行に出逢えるかもしれない
:そもそも捨てない。電子化する。いつでも読めるようにする事が大事。
夢の実現を早める読書法
学問的根拠は大切ですが、すべてにおいて学問的根拠を持っているようでは学界を除いたすべての世界で成功できない
:言ってることがおかしい。根拠をすべてに追い求めるようでは、のまちがいではないのか。
試行錯誤を繰り返しながら前進することが大切。
:これは賛同。だが、著者は根拠を省きすぎ。また、業種による。営業のようなものはこれでもよいかもしれないが、業種によってはいかに学問的根拠に早く乗るかが問われることもある。例えば科学を根拠なくやることなど有り得ない
学問的根拠をのんびりまって、学べることが限られる
学問的根拠を待っている人は夢の実現に遅刻する
:夢ってなんだという話。とにかく一つ一つの言葉の定義も省きすぎ。
著者のブログ・DVD・セミナーを体験する
本を読んで感銘を受けたら著者の本は全部よむ
:読書する人なら普通やる。いわれるまでもない。
読書をしないと外見が劣化する
:自分の見た目をみてから言いなさい。世の中の本当にだめな人と比較しても仕方のない話だ。
好きな著者になりきって注文のない原稿を書いてみる
:ブログ書けばいいだろう。原稿ってなんだっていう話。仕事とプライベートを分けて考える必要がそもそもない。
すべての職業は難しいことをやさしく伝えることが仕事
:説明責任を果たすのにやさしい表現ができてしかるべきだとは思うが、それが仕事というのは暴論。
無味乾燥な社内文書や資料作成を作家になりきって書こう
仕事がはかどる上に本を書く練習にもなる。
:これは本を書くための本なのか?
今までならありえない本も一年に一冊は買ってみる
人生からありえないをなくしていくことが大人の勉強
大人のライバルは子供の時代の自分
:なんで子供の時代の自分なんだよ。想像力や発想に枠がないという意味でか?
早朝読書は脳のラジオ体操
早朝は脳が一番整理整頓されている状態ですから読書をすることによって質の高い知恵が生み出される化学反応が起こる可能性が高い
早朝読書をするといいことが二つある
社員の頭がよくなることと精神がタフになることだ
- 社員???→社員全員が朝の早朝読書をしている会社は成長し続けると言っている。現実的に考えてそんな会社があるとでも?世の中は残念ながら20
- 80の法則でできている。全員が完璧超人な世の中などないように、全員が何かをやっている組織などない。
一年後の講演を想定しながら読書してみる
たいした実績はなくても、人前で講演することは実はむずかしいことではない。
↓そのコツ
1. 無償で引き受ける
2. 何か特徴を訴求すること
:自分の仕事を人に発表できるくらい真摯に取り組み、発表の機会があれば逃さない。それことがわたしの思う近道
講演を目標にすると、成長は速い
読書・仕事・講演がすべて善のスパイラルを生み出す
著者のプロフィールから人間観察力を磨く
プロフィールは著者のブランドであり信頼
大切な著者プロフィールから学ばない手はない
:そのとおり、だめ本なこの本も例外ではない
著者プロフィールにはきちんと目をとおす
目を通すだけでなく、そこから多くを学ぶ