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ジョブズに学ぶ、いいプレゼンの条件7+1

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このエントリーをはてなブックマークに追加スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

先だって先日、スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン で紹介されていた Youtube 動画を集めてみました。というエントリを書いた所で、本題となる本著のまとめを書いてみようと思います。

まず、本著は、元アップル CEO のスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンテーションは、なぜあれほど人々を魅了し、熱狂させるのかを分析、解説した本です。

本著からの学びを加えた私なりの「いいプレゼンテーション」の条件をまとめると、以下の 7 つとなりました。

  1. Simple
  2. Visual
  3. Plain
  4. Passion
  5. Story
  6. Demo
  7. Practice

では、それぞれ 7 つの要素を説明していきます。

1. Simple

1つめの、Simple は読んで字の如しです。スライドをつくると左のようにワンワード、ないしワンフレーズになります。
高橋メソッドも文字だけですが、今やこれはカンペのように使っている人が多いので、ここでいうシンプルとは見た目、メッセージがシンプル(ワンワードないしワンフレーズ)と捉えていただけると幸いです。

2. Visual

2つめの、Visual も読んで字の如しです。一目瞭然というようなものです。Macbook Air をサンプルに 1番目の Simple とあわせて Visual なスライドをつくると左のようになると思います。

3. Plain

3つめの Plain とは、平易な表現を心がけるということです。英語でいうならば Plain English のことになります。実際、ジョブズ氏のプレゼンをみていて難しい英語は使われていません。聞き手に伝えたいのですから、難解な専門用語を使ったりするのはナンセンスなことです。スライドの見本をつくるなら1番目のSimple、2番目のVisualをあわせて左のようなものになると思います。
※Plain English については以前わたしが参加したセミナーのメモ、Plain English を学ぶがありますので、よろしければ参照ください。

4. Story

人々を話に巻き込むためには魅力ある Story (ストーリー)がなくてはなりません。4つめは Story です。ストーリーの運びを演繹的な起承転結とするか、帰納的な結起承(転)とするかはその伝えたい内容に応じて臨機応変に変えればよいと思いますが、ストーリーの有無がプレゼンテーションの生命線になると思います。
※ちなみに、ジョブズ氏のプレゼンの中で最もわたしが好きなのが左の iPhone 初紹介時のプレゼンなのですが、これ以上にストーリー性にあふれ興奮するものはないと思っています。
またNoah Wyle as Steve -- EpicEmpire.com - YouTubeにみられるようにパートナーがいるとよりストーリーは面白味を増すことが見て取れます。


5. Demo

紹介しているものの魅力を伝えたいのですから、当然 Demo (実演)があるとよりよいことは言うまでもありません。5つめは Demo です。
※左の動画は 2005 年の Special Event においてジョブズ氏が PhotoBooth の実演を行ったものです。ジョブズ氏の心の底から PhotoBooth を楽しんでいる姿がとてもチャーミングです。


6. Passion & 7. Practice

1-3 の Simple, Visual, Plain なスライドをつくると、スライドをみて話すことは困難になります。聞き手を魅了させるのですからカンペを使うのもナンセンスです。ですので、必要なのは 7つめ、 Practice (練習)です。

また例え、どんなに準備を万端整えようとも、不測の事態というものは起こります。プレゼンテーションもその例外ではありません。前出のデモなどでは、準備どおりにいく方がむしろ稀かもしれません。そして、左の動画でもあるとおり、ジョブズ氏のプレゼンテーションでも当然不測の事態は起こります。ですので、ここで重要になるのが最後まで諦めないで伝えたいと思うほどの6つめの Passion (情熱)と不測の事態にも柔軟に対応できる余裕を与える膨大な量の7つめの Practice (練習)になります。


And more (+1).

以上、と終わらせたいところですが、以上の7つだけでは、まだ本当のところのいいプレゼンテーションには足りません。例えば、上記の7つだけでは左のようなパロディーをつくることも可能だからです。

つまり +1 が必要です。

それは So What? (本質)です。プレゼンテーションをする前提にはプレゼンテーションをする対象のものがあります。つまり、いいプレゼンテーションには、いい(最高の)プロダクトがあるということです(爪切りがダメだというわけではないですが…)。ジョブズ氏は CEO であると共に最もうるさいユーザと呼ばれていました。それゆえに iMac, Macbook Pro, Macbook Air, iPhone, iPad といった最高のプロダクトという前提を揃えることが出来たのだと思います。
ジョブズ氏の猿真似をするだけでも、わたしたちは見た目に映えるプレゼンができます。ですが、真にいいプレゼンをするために、わたしたちが最もジョブズ氏を見習うべきなのは、自分自身が最もうるさいユーザとなれるくらい真剣にプロダクトづくりに勤しむ姿勢なのだと私は思います。
※その魅力的なプロダクトを生み出すための考え方は、 スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション を読了し、後日まとめたいと思います。


the Last (まとめ)

最後に再度、いいプレゼンテーションとは?をまとめると、

・前提として、十分にいいプロダクトがあり
スライドは Simple 、 Visual かつ Plain (平易な表現)な構成にまとめ、
Story をもって Demo 等をおりまぜながら Passionative (情熱的)に発表するもの
※そして、これらを余裕をもって行うために、欠かせないのが膨大な Practice (練習)

というのがわたしの解釈です。