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片づけるとは?を哲学する「片づけなくてもいい!」技術

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このエントリーをはてなブックマークに追加「片づけなくてもいい!」技術 (宝島社新書)

解釈次第とは思いますが、捨てなければならないというように断捨離を脅迫観念で捉えてしまっている人には、助けになる本ではないかと思います。

冒頭に著者の「片づけ」に対する考え方が書いてあります。
※ちなみにこの考え方を「ずぼらな俺が4年間の一人暮らしでたどり着いた部屋作り&暮らし方」というエントリは見事に実践してると私は思いました。

その著者による片づけの考え方は以下の2つに集約されるというのが私の理解です。

暮らしの中のどんなモノも、外から入ってきて外へでていく
中だけで完結していない。閉鎖系ではなく、開放系なのである。
暮らしがすっきり片づいているなぁ、うまく整っているなぁと感じられるのは、この循環がうまく回っているときなのではないだろうか

暮らしは生きて動いている。
暮らしは一刻も静止しない。
完璧に片づいたという静止した状態であり続けるのは、どだい無理
(そういう意味では永遠に片づかないのが暮らし)
※こう考えることで、片づけ続けなければならないという苦しさから解放される
モノを出しっぱなし使いっぱなしにするのは、他ならぬ私たち自身
片づかないのはこの暮らしの中でつねにモノをもってウロウロしているそのうろうろ仕方に問題があるから

そして、この考え方に基づいて、著者が家事セラピーという仕事を通じて見出した人の 13 の片づけの性向ごとに、片づけの3原則「定位置、定量、捨てる」を実践するための手助けとなる魔法の言葉を提供してくれている本です。

片づけの性向は人さまざまなので、自分に合う魔法の言葉を自分なりにアレンジして使ってみるとよいかもしれません。

最後にこの魔法の言葉はタメになるので、リストとして書きだしてみました。
※よかったらご活用ください。

  • 法則1: 人は壁があると物を置きたくなる
    • 壁を見たらトラップと思え
    • 壁は壁のままに、カエサルのものはカエサルに
  • 法則2: 人は上があると物を置きたくなる
    • ここにおけると思ってはいけない
    • これは上ではない、これは○○なのだ
  • 法則3: 人は椅子があるとひっかけたくなる
    • イタリア人は引っかけない
    • これは出っ張りではない、これは○○なのだ
  • 法則4: 人は見えないところにしまったものは忘れる
    • 隠さない
  • 法則5: 人は3つまでしか分類できない
    • 覚えておけるわけがない(4つ以上に分類できなくても、えらいわけではないことを知ろう)
  • 法則6: 人はでているものを使いたがる
    • 用あるモノは美しい
  • 法則7: 人は住まいに穴蔵を作りたがる
    • これで我が家も倉持ちだ
    • 納戸に入るのは5分間
  • 法則8: 人は手ぶらでいたい
    • 二度手間になる(今すぐ手を離したら二度手間にならないか考える)
    • モノは離れたがっていない(モノが離れたいのは定位置)
  • 法則9: 人は箱の魅力から逃れられない
    • 箱よさらば(箱の役目はモノを入れておくこと、役目が終わったら捨てる)
    • 箱が必要なら買おう
  • 法則10: 人は同じ形や色のものがいくつかあると並べたくなる
    • 階調は偽りなり(ただ並べてあるだけを片付けてあると思わないこと)
  • 法則11: 人は隙間があると物を詰めたくなる
    • 隙間大敵
    • 日本人は余白の美を知る
  • 法則12: 人は自分の片づけはしても他人の片づけはしたくない
    • そこにモノがあるから
  • 法則13: 人は少しずつ荒れていく部屋は気にならない
    • これが暮らしだ/これが家族だ
    • 想定の範囲内だ

以降は私の読書メモです。

※興味のある方はお読みください。赤字は私が重要と思ったことです。

はじめに

もうかたづけなくてもいいんじゃない?片付いた暮らしをしなければならないと思って苦しい思いをするのはもういいよ
→著者の語りたいこと
[]捨てる!技術
いらないものはいったん捨ててしまえばいい
いらないモノをもっていてもモノを大切にしていることにはならない
いるモノだけとっておけば、モノがあふれて息苦しい思いもしないですむ
↓それが
捨てなきゃいけない、片づけなければいけないに世の中は加速していった

片づけなくてもいい暮らし

片づけても片づけても家がすっきり片づかない
↓この疑問に対する
理論編と実践編
理論の中心
暮らしの環の考え方の根本
→暮らしは生きて動いている

日々働いたりくつろいだりしながら、動き続けているのが暮らし
暮らしは一刻も静止しない
↓だから
完璧に片づいたという静止した状態であり続けるのは、どだい無理なのだ
↓そういう意味では
永遠に片づかないのが暮らし
↓こう考えるだけで
片づけ続けなければならないという苦しさから解放される
モノを出しっぱなし使いっぱなしにするのは、他ならぬ私たち自身
↓片づかないのは
この暮らしの中でつねにモノをもってウロウロしているそのうろうろ仕方に問題があるから。
↑視点を変える
収納法に問題があるのではなく
自然に片付いてしまう行動を新しい習慣にしていけば、それがすなわち片づけなくていい暮らしになっていく
片づけなくてもいい暮らし!=散らかし放題出しっぱなし使いっぱなしでOK、だらしなくてもいいよね、人間だもの、という意味ではない

まずは実践を

片付けの法則は非常に簡単
定位置、定量+捨てるが、3原則
↓この単純な収納法が身につかないのは、収納法が身につかないのではなく、違うところ、すなわち、それを実践する自分の行動に問題がある

第1章 暮らしの環をまわす

どんな部屋が理想なのか

思い描いてみる
物はすべてあるべきところに収まっていて、出しっぱなしのものはない
椅子はキチンと並んでいて
ほこり一つ落ちていない
→すっきりと片づいた、気持ちのいい空間
↓現実は静止した画像とは違う
人は生きて動いている、暮らしは一瞬たりとも止まることはない
時間がたっても同じままの家は、誰も住む人がいない、空っぽの家だけ

あなたが思い描く理想の暮らしは頭の中にしかないということ

モノは生き方の価値観の顕れ

あなたの家にあるものは、あなたが選んで持ち込んだモノ←人からもらったにせよ

あなたの価値観の顕れ
大事なのはそれらのモノは、あなたが家で暮らしているコトとつねにくっついている
人が家でしていることを知りたければ、モノの動きを追っていけばよい
→物の動線

モノから見た暮らしの姿

暮らしとはモノの循環なのだ
しまう場所を完璧な理想の状態にしたとしても、それは通過点であって、すぐに変わっていく。それが自然で当たり前のこと。
エントロピー拡大の法則
→片付けの話に持ち出す
物は散乱する法則がある、秩序は壊れるべき法則のもとにある

著者は違う意見

暮らしという秩序はつねに流転している、循環をなして絶え間なく移ろっている

いったん構築した秩序が一方向に壊れ続けるのではない
→完璧から崩壊ではなく、あるいは整い、あるいは乱れながら移ろっている

暮らしの環をまわす

暮らしの中のどんなモノも、外から入ってきて外へでていく
中だけで完結していない。閉鎖系ではなく、開放系なのである。
暮らしがすっきり片づいているなぁ、うまく整っているなぁと感じられるのは、この循環がうまく回っているときなのではないだろうか

生きものはみんな同じ

暮らしの環の特徴
・私の暮らしという場でどんどん使われながら、私の暮らしという活動をしている
・私の暮らしという場は、一見、大きな変化はない。
・私の暮らしには、つねにモノが入ってきて、つねにモノがでていっている。→つねに変化している

私の暮らし→私の身体に置き換えできる

淀みがないことをよしとする

モノが出しっぱなしの家は、たしかな営みのある家。家族がそれぞれに、健やかに、たくましく生きている家。だらしないと反省しなくてもいいのだと思う。
一見、出しっぱなしだけども使うものがたまたまでている状態と、一見も出しっぱなしだし、実際にも使っていないモノがずっと出してある状態を区別する

捨てるは暮らしのエンジン

買う、捨てる、使う、戻すのサイクル
捨てるは暮らしの環のエンジン。

そこさえ動けば全体が動くところか捨てるの矢印だと考える
→どうしたら捨てられるかは、
[]捨てるの技術

出さなければ入らない

暮らしを回すために捨てる気持ちよさを理解する
ものの道理
→しっかり出せば、必要なものが入ってくる
出さなければ入ってこない
→それが道理

元に戻すが家の中を回す

捨てると同じくらいめんどくさい作業だから、元に戻すに注力すれば、おのずとものがうまく循環する
戻す場所は定位置が決まっていた方がいい
→元に戻すためにきちんと決められた元の場所なのだ
そして、戻しやすい量がいい
→どこに戻すか覚えておける程度の量で、楽に戻せる量

片づけなくてもいい暮らしを作る

片づけの複雑な側面と単純な側面
単純な側面
元に戻す行為
複雑な側面
暮らし全体をうまく回す仕組みを作ること
家全体のことを考え、しまう場所を決め、家族のことを考え、使う量をコントロールする
↓片づけの面白さ、奥深さは後者の方にこそある

片づけ(狭い意味)がつらいわけ

片づけは、ヒトに元から備わった能力や欲求ではないのだろう
↓考え
自分以外の人と一緒に同じ場所に暮らすようになったから、片づけが必要になった
片づけられないなんて恥ずかしい
→文化を身につけられていなくて恥ずかしいという恥ずかしさ
後天的に身につける文化であり、社会的行動だから、元に戻すのはうねにめんどくさい作業になる。無意識ではできない。つらい。

つらいのが、むしろ普通。

文化と無意識行動のせめぎ合い

人は片づけを文化として身につける

片づけをなるべく楽にするには、人が自然にしてしまう行動と片づけのための行動を、なるべく近づけたほうがいい。
ぽいっと食べかすをそのへんに捨てるような、片づけ行動は?

はじめは、自分の行動の足跡をたどった
次に、著者が講師をする講座でみなの話に耳を傾けた

十人十色の話を聞くうちに法則
→本著の13の法則

人には行動するときの癖がある

私たちの周りにある環境は、私たちにこうしてこうできるよと行動を促している
→スイッチ、ドアノブ、棒

アフォーダンス
→知覚心理学じゃ、J・ギブソン

人に特定の行動をとるように促す環境の特性
人の行動パターンは、本人に由来するだけではないらしい。まわりのモノとの関わり(環境)によってつかられる部分もまた、大きいのだ。
神谷明宏
→子供は環境との相互作用で育つ

片づけ行動の法則

1.私たちは自然な存在としてここにいる
だけでなく、
2. モノや住まいという環境と関わりながら暮らしている。
さらに
3. 家族と他者と関わりつつ、社会的にどう行動すべきかという文化的動機付けをもって暮らしている
↓それぞれがそれぞれにあなたにこうしたらと片づけ行動を促してくる
1. 上着なんてその辺においておけば
2. そうそう椅子の背はいかにも上着を置くのにひっかけやすそうでしょう
3. いやいや、椅子の背よりクローゼットにかけなければ、
1.と2.のささやきが、3.より強い
2.を意識し、3.に歩み寄ることで、1.に打ち勝とうというわけだ

片づけなければから逃れ、自然に片づけている状態をつくろう
→片づけなくてもいい技術
調査→###image
人は見えないところにしまったものは忘れる
人は同じ形や色のものがあると、並べたくなる
人は一つものがあるとその横にモノを置きたくなる
でているものを使いたがる
壁があるとものを置きたがる
上があるとモノを置きたくなる

思い当たる行動
思い当たらない行動

思い当たらない人の割合が高いものほど面白い

癖にする前に

人は慣れる生き物。
慣れやすいことにも慣れるし、慣れにくいことでさえ慣れていく

アフォーダンスに逆らうドアノブを横に引くは、なかなか習慣にならないが、本人はここは横に引くのだと自分に言い聞かせているうちに、よほど、油断していない限りは横に引けるようになる

習慣になれば、もう片づけなくてもいい暮らしがそこにある

第2章 これで片づけなくて済む!13の法則

法則1.  人は壁があると物を置きたくなる

壁は、つねに端っこ。

片づけ行動を見ていこう

シーン1. 届いた荷物
届いたリンゴ→玄関の壁に置きっぱなし
→いちいち玄関に取りに行くのを何で?と思わなくなる
シーン2. 廊下の壁
積ん読
→本棚を買うが、またいっぱいになったらまた本棚を
シーン3.ふすまの前
閉めてあるふすまが、ほとんど壁と同義になってしまうと問題。
→その前にカラーボックスをおいてしまったりする

この呪文で片づけなけてもいい!

うっかり片づけ行動を誘発されそうになったら、いったんそれを思いとどまるだけで、物は出しっぱなしにならずにすむ
→思いとどまるための発想法を著者は呪文と呼ぶ
モノを引き寄せる壁の力がイメージできたら、つぎのような呪文を唱える
壁を見たらトラップと思え
壁は壁のままに、カエサルのものはカエサルに
→壁は壁のままにしておこうということ

この対策で片づけなくてもいい!

壁から離れる
→自分が段ボールをもって壁に引き寄せられていると思ったら、壁から離れよう。
→離れてしまえば、どこにおくべきかおく場所を冷静に考えられる
壁をなくす
押し入れのふすまを取り払うように、いらない壁やドアははずしてしまうのが有効。
壁がなければ、壁トラップにかからない。

法則2.人は上があると物を置きたくなる

上は、この上に物がおけるよと、囁くのだ
上は平らだから、物を置ける安心感がある
まるで、そこがその物の居場所だったように安定してしまう
→もう置き直そうとは思わない
上におかれたものは上を再生産する
→さらに上に置ける

片づけ行動を見ていこう

シーン1.キッチンカウンターの上
シーン2.取り込んだ洗濯物
→洗濯物は上を移動して回る
シーン3.書類
→なぜ書類がたまるか?
1.捨てないから
2.書類は積みやすいから
シーン4.食卓
食卓を壁につけると、
上と壁がセットになってしまう

この呪文で片づけなくてもいい!

ここにおけると思ってはいけない
これは上ではない、これは○○なのだ
→キッチンカウンターにものをおこうとするときに、これは上ではない、キッチンカウンターなのだ、と我に返ってみよう

この対策で片づけなけてもいい!

上をなくす
玄関の下駄箱の上に花瓶を置くなど。
一時置き場として確保する
つい置いてしまう場所ではなく、一時的に置くものの定位置として、上を確保する
→たとえば、下駄箱の上には次の日に持ってでるものだけを置く場所と決める

法則3.人は椅子があるとひっかけたくなる

日本人は手に持っているものを何とかしたいとき、そしてそれをどこかの上に放り出すのがいやだなぁと思ったとき、ひっかけて済ますことがある
→衣紋かけ
椅子の背、衝立、ドア、カーテンレール、フック
→私にひっかけてというメッセージを受け取ってしまう

片づけ行動を見ていこう

シーン1.椅子の背
シーン2.カーテンレール
→和室の間の鴨居がかわりになることも
シーン3.バスタオル
シーン4.ドアの上
→ドアの上に洗濯物をかけてしまう

この呪文で片づけなけてもいい!

イタリア人は引っかけない
→イタリアには突っ張り棒はないらしい
これは出っ張りではない、これは○○なのだ
→これは出っ張りではない、モノをひっかけるところではない。これは、ドアなのだ。

この対策で片づけなけてもいい!

ひっかけるものを買わない
ちゃんとひっかける場所をつくる
前項と矛盾するようだが、玄関にコートをひっかける場所を用意しておけば、食卓のいすにはかけなくなるという話。

法則4.人は見えないところにしまったものは忘れる

2つの行動心理
1.人は隠したがる
2.人は見えないものは忘れる
見映えよりも、探しやすさ、取り出しやすさといった面を優先する場所を考えてみればいいだろう
外の世界、お店、学校
→どこを見ても、利用者や買い物客のために、隠さず見えるように工夫されている

私たちが隠したいのは、生活感、乱雑さ、あふれる色彩、そしてプライバシーや本性

片づけ行動を見ていこう

シーン1.おもちゃ
シーン2.調味料
シーン3.大事な書類
→きちんと片づけたモノほど、ほかのものを探しているときに出てくるのが不思議
引き出物やいただき物を、捨てるにはもったいなくてそのうちにリサイクルにだそうとしまい込むのも同様
シーン4.お客様
押し込んだものが、埋もれていく

この呪文で片づけなけてもいい!

隠すは、葬るの意味もある
隠さない
→隠したら、二度と出てこない、隠したら二度と触らない、隠したら、忘れると言い聞かせてみよう

この対策で片づけなけてもいい!

出しておく
→よく使う調味料なら出しておくようにする
→こどものおもちゃはどこになにがあるか見える収納にする
見えるところに押し込む
来客時、クローゼットに押し込むくらいなら、子供部屋に押し込んで置く
→子供部屋をあければイヤでも目にはいるから忘れない
全面壁収納はやめる
→使いこなせるのは収納が趣味という人だけ
隠すくらいなら捨てる
→どうせ忘れて、もともとないのと同然になる

法則5.人は3つまでしか分類できない

人は分けることで世界を知覚する
私たちは分けないではいられない、混沌とした全部ではなにがなんだかわからない
分けるときには、誰かの分け方ではしっくりこない
↓人は分けたい生き物、だが、
分け始めると止まらない

片づけ行動を見ていこう

シーン1. 薬箪笥
→引き出しをいっぱい持った収納を買っても最初の数段しかつかわない
シーン2.本棚
分け終わると同時に、分けた基準がわからなくなる
シーン3.冷蔵庫の野菜
→分類の仕方には人なりの合理性があるという例

この呪文で片づけなけてもいい!

4つ以上に分類できなくても、えらいわけではないことを知ろう
:むしろ少なく分類できる方がすごいと思うが。
覚えておけるわけがない
薬局じゃないんだから
→薬箪笥を買いたくなったら唱える。
ほかにもアレンジ可能→手芸用品売り場じゃないんだから、など。

この対策で片づけなけてもいい!

小引き出しは買わない
引き出しが4つ以上ある小引き出しは買ってはいけない
同じものをそろえるなら1種類にする
家族であわせる

法則6. 人はでているものを使いたがる

人の本性は怠け者。
無意識の行動は、楽を志向する

人はとっさにもっとも楽なでているものを使いたがる

片づけ行動を見ていこう

シーン1.雨靴
→出ていないから出すのが面倒
シーン2.ティッシュ
→空になっても、新しいのを取りに行かない
シーン3.キッチンカウンター
おいておきやすいからと。
シーン4.ゲームソフト
→でていると遊びたくなる

この呪文で片づけなけてもいい!

隠さないも有効だが、出しておくことへの抵抗をなくす呪文を身につける
用あるモノは美しい

この対策で片づけなけてもいい!

使わないモノは捨てる
→不要なものがあるから、出ているモノが美しくないのだ
使う場所に出しておく
片づけの原則、定位置の決め方
定位置とは?
↓モノを元に戻す場所、つまり、
戻しやすい場所とは、使う場所(動作をする場所)のそば。

法則7.人は住まいに穴蔵を作りたがる

納戸のように何でも放り込んでおく場所がどんな家にも必ずある
→人が物を使って生活しているからできる
→いくら使うといっても、一度にすべてはつかえない
→どんなにモノを捨ててすっきり暮らしている人でもかならず一時停止中のモノがある。

片づけ行動を見ていこう

シーン1. 2階の部屋
シーン2. パントリー
→食材の物置だが、台所は大抵、家の中心にあるため、ものが集まりやすい
シーン3. 北側の部屋

この呪文で片づけなけてもいい!

上手に暮らしに穴蔵=納戸を取り入れることが大事
これで我が家も倉持ちだ
→たまたま子供部屋にモノを押し込んでいるだけと考えるのはやめよう
→ここは倉なのだと言い聞かせてみる
納戸に入るのは5分間
→そこで本を読んだり、寝たりしては変だと考えてみる

この対策で片づけなけてもいい!

後で使う、10年後であっても使うものを一時的に置いている場所だということをしっかり意識して対策を立てる
放り込まない
→モノを一時的に置いているところだと考えることで、取り出しやすく配置したり、収納用の棚をあつらえたりできる

法則8.人は手ぶらでいたい

人だけが肩が凝る
手ぶらでいたがるがゆえに、用が終わったらすぐに手放したいという展開法則ができる

片づけ行動を見ていこう

シーン1. 新聞
シーン2. ランドセル
→リビングに置きっぱなしになる
シーン3.洗濯物
→宅配便がきて玄関に洗濯物をもっていってそのままにしてしまう
手はそれ自身が優れた道具であるとともに、いつも物とともにあって、物を生かす器官なのだ

用のないものをもってい暇は手にはない
→いつも、つぎの作業にスタンバイしている

この呪文で片づけなけてもいい!

二度手間になる
→今すぐ手を離したら二度手間にならないか考える
モノは離れたがっていない
モノが離れたいのは定位置だという意識をもつ

この対策で片づけなけてもいい!

元に戻す
→人は作業の途中だと思うと、いったん区切りにしたくない気持ちが働く
途切れなくて続いているのが、暮らしというもの。それで、途中のモノが家のあちこちに置かれるようになる

たとえ途中でもいったん間を空けるならば元に戻すようにしてみる

法則9.人は箱の魅力から逃れられない

私たちの家の中は箱でいっぱい
↓なぜ
そもそも外から家の中にモノが入ってくるときに箱に入っている場合がおおいから。
いいものは特に箱に入っていることが多い
→箱はいいものの象徴になっている

捨てられない
→使い道を考えたい
箱は、上に置くとも関連してしまう

片づけ行動を見ていこう

シーン1. カメラの箱
シーン2. お菓子の箱
→とっておいても入れるものはないのにとっておいてしまう
→入れたとしても見えないので忘れてしまう
シーン3. ティーカップ
→大事だからと使ってもまた箱に。
シーン4. カゴ
→カゴがむしろスペースをとっていたりする

この呪文で片づけなけてもいい!

箱よさらば
→箱の役目はモノを入れておくこと。
→その役目が終わったならば、君の役目は終わったと別れを告げよう。
箱が必要なら買おう

この対策で片づけなけてもいい!

開けたらすぐ捨てる
→なまじとっておくから捨てられなくなる
箱を眺めない
→じっくり眺めるとついついいいものに見えてくる
箱を見ていたら開けてみる
→家の中で不審な箱を見つけたら、条件反射で開けてみる
→あけてみると空だったり、どうでもいいものが入っているのに気づく

法則10.人は同じ形や色のものがいくつかあると並べたくなる

違うと同じを発見するのは、人間にとってゾクゾクするほどの喜び

片づけ行動を見ていこう

シーン1. スパイス
→同じ高さで並べやすい
シーン2. 洗面台
→化粧品

この呪文で片づけなけてもいい!

階調は偽りなり
→きちんと並べてあったら、自問してみる
→ただ並べてあるだけで、片づいていると言えるのか?

この対策で片づけなけてもいい!

並べない
→並べる必要のないものは並べない
まとめない
→手に持ったものを手放したいときに、似たものがそばにあるからと側に置かない
→それは出しっぱなしと同じ

法則11.人は隙間があると物を詰めたくなる

フルヤノモリ

片づけ行動を見ていこう

シーン1. 子供部屋
→大型の家具と家具の間にぬいぐるみがおしこんである
→片付けとはモノを隠せばいいわけではない
シーン2. 紙袋
→冷蔵庫に押し込まない
シーン3. クローゼット

この呪文で片づけなけてもいい!

隙間大敵
隙間なんて怖くない
→隙間をそこにあってはいけない空間と感じてしまっている人のための呪文
日本人は余白の美を知る

この対策で片づけなけてもいい!

隙間を見たらモノを詰め込みたくなる人間の習性は変わらないだろう
隙間を掃除する
隙間を広くする
45センチは隙間
55センチは空間という著者の定義
→著者は55センチ空いていてもそこにモノを詰め込みたいと思わない

法則12.人は自分の片づけはしても他人の片づけはしたくない
片づけ行動を見ていこう

シーン1. 保育園
→だって僕がだしたんじゃないもん
シーン2. 中学生姉と小学生弟
シーン3. 新婚の夫婦
→人それぞれの片づけ感覚
→家のことに関しては(も)100%正しいということがない
シーン4. 朝の息子と母親
→リビングにモノが集まる
→人は一人でできることでも人のそばでしたがる
→誰かのそばがなんとなく落ち着くという心理

この呪文で片づけなけてもいい!

そこにモノがあるから

この対策で片づけなけてもいい!

家族のルールを見える化する
→暗黙の了解にしない

法則13.人は少しずつ荒れていく部屋は気にならない

人の慣れる力は大変なもの
→すぐに慣れるから、ゆっくり変化するものには気づかない
↑逆に
くるくる変わるものには慣れない

片づけ行動を見ていこう

シーン1. 帰宅した妻
シーン2. 一人暮らしの男性
シーン3. 母親が遊びにきて
→片づけサービスを頼んでも見た目はそんなに大きく変わらない
→クローゼットの中の不要品を片づけ、キッチンのモノを使いやすく分類しなおし、リビングの家具類を配置し直した程度では。

この呪文で片づけなけてもいい!

これが暮らしだ/これが家族だ
→荒れていくのをまた戻し、戻したものをまた使い、と動かしながら維持していくのが、定常系としての暮らしの豊かさ
想定の範囲内だ
→大荒れになっていても、手に負えない状態になっているわけではない

この対策で片づけなけてもいい!

ついでに戻す
出かけていた人は文句を言わない
→家庭の法則、家にいた人が気づかないことも、外から帰ってきた人は気づく

第3章 家事セラピー=片づけなくてもいい暮らしを作る

片づけとは何か?

生き方を整える作業なのだ
→万人にとって正解となる片づけ方などない
→自分と向き合わなければならない

怠けてはいけない
片づけは人生と同じ
→成功し、100%満足という目標に達することが人生なのではなく、こうありたいと願ながら目の前の日々をなんとかかんとか必死に生きていく、そのプロセスこそが人生だろう
片づけ
→すっきり片づいた部屋が目標なのではなく、物とともに、家族とともに、私の家で気持ちよく暮らしたいと願ながら、なんとかかんとか工夫しながらやっていく

己自身を知れ

無意識に出る自分の癖
自分の要求に対する特定の行動パターン
家族との関係が自分に要求する日々の行動パターン

今のあなたの家の片付かない状態をつくっている

家事セラピー

片づけられない人に、どうしたら力になれるか?
↓生活習慣病、医者にできることは限られている
片づけにひつようなのも、そんなふうに二人三脚で寄り添ってくれる存在なのではないか?

納屋を壊してもいいと思えるように

家事セラピー
→家のコトとモノについて家事セラピストとともにクライアント自身が問題解決をしていく方法論
こうしなさいとは言わない
→質問をして発見や自問を促している

気持ちが楽になるセラピー
内面からスタートする

正しいやり方を教える、よりよいやり方をアドバイスするというものではない

クライアントの内面からスタートし、日常の行動を変えてい方法
話を聞きながら、ツールを使って作業しながら、あるいは実際に家の中のモノと向かい合いながら、私はここでどんなことをしているのだろう、なぜ私はここにこれを置いたのだろう、なぜ家族はこれをこうすることができないのだろうと考えていく
↓そして、実際に
体を動かしてみる
↓気づいてほしいことがあれば、必要な問いかけをする
→アドバイスは基本しない
クライアントが自分で気づき、自分の身体で理解することだから時間がかかる
↓しかし、
クライアントが自分で掴み取ったものだから、確実に身につく

家事セラピストという仕事

家のコトとモノの専門家として、一般社団法人家事塾が養成・認定する専門資格
片づけ、すなわちモノについて考えることは、生き方を考えること
家事、すなわち家のことは、私が生きることそのもの
つながりが一番必要なのは、つまらなそうに見える家、暮らしの部分

ほんとうに困っている人ならイタ気持ちいいが待っている

答えそのものを他人が与えることは出来ない
ほんとうに困っているなら、家事セラピーは必ず答えを出してくれるだろう。
→答えは必ず見つかる

あとがき

モノとは何かという素朴な疑問
思い出の詰まった写真も、思いでそのものではなくモノにすぎない
それでもなおその写真に寄せる人の思いはなんと深いことか
モノにすがることが人なのではないかと思うほどだ
モノが多かろうと少なかろうと、モノを生かし、モノによって生かされる暮らしは、それで気持ちよい
→人間らしい暮らし方
日々の暮らしの営み。
その暮らしをともに生きる家族の日常の会話や行動。それらが、どんな目標にたどり着くかではなく、その日1日次の一日をたしかな実感とともに始めて、終えること。そのたゆみない繰り返しを愛おしみ、今日できることをし続けながら、子供たちに受け渡していくこと

そんな私たちの暮らしが政治経済といった世の中の仕組みがどうあれ、もっと確固たるものが続いていくこと

そんな暮らしがもうすぐそこに待っている気がしている
8月4日(木) 12:08 読了